iPhone16シリーズに搭載された3つの課題解消策とは〜過熱、カメラ、駆動時間

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iPhone16シリーズには、ユーザーから不満の声が寄せられていた課題を解消するための3つの新機能(新機構)が搭載されているとWccftechが報告しています。

Wccftechは、これらはiPhone15シリーズでソフトウェアアップデートを行っても解消しきれなかった課題だと述べています。

目次

iPhone16シリーズで実現した抜本的課題解消策とは

Wccftechが挙げた、iPhone15シリーズで指摘された3つの課題とは、「過熱による性能低下」「写真撮影時の使い勝手向上」「バッテリー駆動時間の延長」です。

冷却機構の改善による異常過熱防止

iPhone15 Proシリーズでは発売後すぐに、A17 Proの過熱に伴って生じるサーマルスロットリングとそれによる性能低下が報告されていました。

この問題は一部のサードパーティー製ソフトウェアとの相性との指摘がなされ、iOS18のアップデートにて対処されましたが、ゲームプレイ時にフレームレートが低下する懸念が続きました。

この課題に根本的に対処するため、AppleはiPhone16シリーズ冷却機構を改善ゲームプレイ時の性能を30%向上させたと発表しています。

カメラコントロールの搭載

ここ数年、新型iPhoneの改良点の中心はカメラ機能になっています。

写真撮影時の使い勝手の向上によって他のモデルと差別化するため、iPhone16シリーズにはカメラコントロールボタンが搭載されました。

カメラコントロールは今後、サードパーティー製アプリでも利用可能になる見通しです。

バッテリー駆動時間の延長

iPhone16 Pro Maxのビデオ再生時間は最大33時間で、iPhone15 Pro Maxと比べて4時間長くなりました。

噂では新構造のバッテリーを搭載したからか、iPhone16シリーズバッテリー交換料金はiPhone15シリーズのそれから値上げされています。

iPhone17シリーズでも続くと噂の改良

過熱防止の為の冷却能力の向上は、iPhone17シリーズでも続くと噂されています。

iPhone17シリーズに搭載されるA19およびA19 Proチップは、TSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造、半導体密度と電力効率が改善されることで発熱が抑えられる可能性があります。

ただし、動作周波数をA18およびA18 Proから向上させれば発熱が増加するため、ついにベイパーチャンバーを搭載する可能性があります。

Source:Wccftech

Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X

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