iPhone16の人気回復と予測〜モデル別出荷予測台数をミンチー・クオ氏が報告

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iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの出荷台数に関する予測を、アナリストのミンチー・クオ氏が報告しています。

クオ氏は、iPhone16(6.1インチのベースモデル)の人気が回復すると述べています。

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発売直後はProシリーズに需要が集中していたが

クオ氏の予測通りであれば、現行モデルではProシリーズに偏っていた人気が是正され、ベースモデルの販売台数が増加することになります。

これまでも、6.1インチのベースモデルはそれなりの出荷台数を確保していましたが、発売直後はProシリーズの人気が圧倒的で、ベースモデルの販売台数が増えるのはモデルライフ中盤以降でした。

iPhone16とiPhone16 PlusにはA18と8GB RAMが搭載され、Apple Intelligenceに対応することがiPhone16の初期需要増加の理由かもしれません。

iPhone16(6.1インチ)の出荷台数が回復傾向と予測

クオ氏は、2024年内のモデル別出荷台数割合を、iPhone16が約26%、iPhone16 Plusが約6%、iPhone16 Proが約30%、iPhone16 Pro Maxがになると予測しています。


全モデル合計での月別出荷台数は、8月が約900万台、9月が約1,600万台で、予約受付段階での在庫数は1,500万台〜1,700万台に達する見込みです。

2025年第1四半期はiPhone SE(第3世代)に需要が流れると予測

第4四半期(10月〜12月)になると、全モデル合計での出荷台数は約6,300万台になるとクオ氏は予測しています。

更に、年明けの2025年第1四半期(1月〜3月)はiPhone SE(第4世代)に需要が流れることで、2024年第4四半期(10月〜12月)と比べて、iPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズの出荷台数は53~55%減少する可能性があるとクオ氏が述べていることから、iPhone SE(第4世代)はそれだけの競争力を持つ製品になるのでしょう。

クオ氏はiPhone16シリーズおよびiPhone16 Proシリーズのサプライヤー別製造比率について、Foxconnが55~60%、ペガトロンの筆頭株主になったLuxshare ICTが40~45%を占めると考えています。

Source:郭明錤 (Ming-Chi Kuo)/Medium

Photo:Apple Hub/Facebook

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