iOS27でiPhoneが高速化!アプリ起動やAirDropなど33項目を改善

iOS27では、多くの新機能が追加されたことに加え、日常的な動作が高速化しているのも特徴です。Appleの発表内容を米メディア9to5Macが整理したところ、iPhoneの高速化につながる改善は33項目に及びます。Appleは、iOS27で古いiPhoneを含め、日常的な操作のレスポンスを向上させると説明しています。
iOS27の進化は新機能や新デザインだけじゃない
日本時間9月15日に正式版が公開されたiOS27は、Apple Intelligenceの活用、Liquid Glassの進化などが目に付きますが、iOS27で強化されたのは新機能ばかりではありません。
AppleはiOS27で、日常的な操作をよりスムーズにするため、システムの様々な部分を最適化したと説明しています。
特に注目すべき高速化は3つ
iOS27で特に目立つ改善は、以下の3つでしょう。
- アプリの起動:最大30%高速化
- 撮影した写真の読み込み:最大70%高速化
- AirDropの転送:最大80%高速化
特にアプリ起動は、iPhoneを毎日使う上で体感しやすい項目です。

ただし、これらの比較結果はAppleによるテスト結果であり、実際の動作速度は使用環境などによって異なります。
古いiPhoneでも動作高速化
iOS27のサポート対象モデルなら、最新のiPhoneに買い替えなくても高速化の恩恵が期待できます。
Appleは、iOS26.6とリリース前のiOS27を搭載したiPhoneを使って比較テストを実施しています。テストに使用されたモデルは、高速化する項目によって異なります。
- アプリ起動の高速化:iPhone11 Pro Max
- 撮影した写真の読み込み:iPhone15
- AirDrop:iPhone16 Plus
特にアプリ起動のテストには、2019年発売のiPhone11 Pro Maxが使用されており、Appleは最大30%高速化したとしています。
古いiPhoneのレスポンス向上を支えるCPUスケジューラ
iPhone11など古いiPhoneでも動作の高速化が期待できる、その理由の1つが「CPUスケジューラ」です。

Appleは世界開発者会議(WWDC26)でiOS27を発表した際、CPUスケジューラについて、iPhoneでさまざまな処理を実行する際にCPUリソースを管理し、適切な処理を適切なタイミングで実行する重要なシステムコンポーネントだと説明しました。
iOS27では、新しいiPhoneですでに採用されていた高度なCPUスケジューラをさらに最適化し、負荷の高い処理をより効率的に処理できるようにしました。さらに、この仕組みをiPhone11までの旧モデルにも拡大しています。
Appleは、これにより古いiPhoneでもよりレスポンスが向上すると説明しています。

ほかにも30項目の動作が高速化
この他にも、iOS27では以下の動作が高速化しています。
写真・カメラ
- 写真ウィジェットからフルスクリーン表示を開く動作が高速化
- 写真アプリの「コレクション」タブの表示が高速化
- iCloud写真へのアップロード開始が高速化
- 低電力モード時のカメラ起動が高速化
- カメラで撮影した写真をメッセージに追加する動作が高速化
Safari・メール
- Safariのスタートページのコンテンツ読み込みが高速化
- SafariのWebアプリの動作が高速化
- SafariでのJavaScript処理が高速化
- メールアプリでのメッセージ読み込みが高速化
メディア、スマートホーム
- Apple Musicの「再生中」画面の読み込みが高速化
- Apple Musicの再生開始が高速化
- HomeKitアクセサリとのペアリングが高速化
- スマートホームアクセサリのアップデートが高速化
日常操作、アプリ
- ロック画面の切り替えが高速化
- ヘルスケアアプリのデータ更新が高速化
- ワークアウトアプリでのワークアウト開始が高速化
- Freeformのボードプレビュー表示が高速化
接続、アクセシビリティ
- Apple TVやHomePodへのAirPlay接続が高速化
- ネットワーク上のファイル閲覧が高速化
- NFCの読み取りが高速化し、信頼性も向上
- iOSの音声コントロールへの反応が高速化
- アシスティブアクセスやアクセスガイドの開始・終了が高速化
ファイル、認識、キーボード
- PDFの保存が高速化
- 写真や書類のテキスト認識が高速化
- 「サービスに戻す(Rapid Return to Service)」が高速化
- 絵文字・ステッカーキーボードの読み込みが高速化
- Spotlightでのショートカットやアクションのインデックス作成が高速化
- 複数言語の手書き文字における、多言語テキスト処理が高速化
AirDrop、iCloud
- AirDropでの受信相手の検索が高速化
- iCloud.comで共有コンテンツへのアクセスが高速化
こうして並べて見ると、写真やカメラ、Safari、メール、音楽、接続など、日常的に使うさまざまな操作が高速化されていることが分かります。
セキュリティ脆弱性の修正も多数
iOS27では、新機能の追加や動作の高速化に加え、多数のセキュリティ上の問題も修正されています。Appleのセキュリティ情報には、「Additional recognition」を除いて122件の修正項目が掲載されています。
なお、iOS27では、特定の操作をするとiPhoneが操作不能になる不具合が発見されていますが、強制再起動することで元に戻ります。
iOS27の目玉機能でもあるSiri AIは、10月から日本語でもベータ版が提供される予定です。
対応機種はiOS26と同じ!
iOS27のサポート対象となるiPhoneは以下のとおりで、iOS26から変わっていません。つまり、iOS26が動作していたiPhoneならiOS27が動作します。
- iPhone Duo(10月23日発売、iOS27.1搭載)
- iPhone18 Pro Max
- iPhone18 Pro
- iPhone17シリーズ(iPhone17eを含む)
- iPhone Air
- iPhone16シリーズ(iPhone16eを含む)
- iPhone15シリーズ
- iPhone14シリーズ
- iPhone13シリーズ
- iPhone12シリーズ
- iPhone11シリーズ
- iPhone SE(第2世代以降)

