iOS27の新機能は日本で使える?Siri AIの現状を考察

iPhoneと5Gネットワークのイメージ

iOS27は2026年秋頃の正式リリースが見込まれています。Apple Intelligenceによって進化したSiri AIや写真編集機能など、大きな進化が期待されるアップデートといえるでしょう。しかし筆者が率直に感じるのは「これ、日本で全部使えるの?」という疑問です。ChatGPTで壁打ちをし、Geminiでリサーチし、Perplexityでファクトチェックをする日常を送りながら、iPhoneのSiriにはほとんど話しかけたことがありません。iOS27で何が変わり、日本のキャリア環境でどこまで恩恵を受けられるのか。ソフトバンクユーザーの筆者が実態を考察します。

目次

iOS27で何が変わるのか

iOS27の大きな注目点の一つが、Apple IntelligenceによるSiriの進化です。従来のSiriは、会話の文脈を踏まえた連続的なやり取りが得意とは言えませんでした。iOS27では会話の文脈を理解し、「さっきの件だけど」と続けて話しかけられるようになる見込みです。メールや写真、カレンダーなどの情報を理解し、個人に合わせた提案が可能になるでしょう。

写真編集では、撮影後に構図を広げ、画像の外側をAIで自動補完する「空間リフレーム(Spatial Reframing)」が加わります。筆者はChatGPT・Gemini・Perplexityをすべて無料プランで使い分けており、これらのAIサービスでも音声会話機能は提供されていますが、無料プランで日常的に使うとすぐに制限がかかってしまう印象です。Siri AIがiPhoneに標準搭載され、より自然な音声会話が可能になるのであれば、それだけで利用する価値があると感じています。

Siri AIの日本語対応はいつになるのか

Siri AIの日本語対応は、今秋に英語ユーザー向けのベータ版が提供開始された後になる見込みで、具体的な時期は未定です。つまりiOS27が9月にリリースされても、日本語ユーザーがSiri AIの新機能をすぐに利用できるとは限りません。筆者自身はSiriを日常的にほとんど使っておらず、日本語対応が遅れても、今すぐ実害はないというのが正直なところです。ただ、iPhoneに標準搭載されたAIと自然にやり取りできる体験への期待は大きく、日本語対応が遅れるほど、その体験を日常的に利用できる機会も先送りになる可能性があるので、リリース時期は今後のiPhone体験を左右する重要なポイントになると感じています。また、iPhoneの新機能を十分に活用するには、ソフトウェアだけでなく通信環境やキャリア側の対応も重要です。

キャリアとeSIMの現実

iPhone17シリーズから日本向けモデルはeSIM専用になりました。しかし筆者を含め、いまだに物理SIMを使い続けているユーザーもいるのではないでしょうか。「eSIMとは何か」と聞かれても、「物理SIMではないもの」という程度の認識で、実際に使ったことはありません。特に支障がないため、切り替えるきっかけがないという印象です。

キャリア各社はeSIMへの対応を進めていますが、オンラインで手続きが完結しやすいなどのメリットがある一方、筆者のように現在の物理SIMで特に不便を感じていないユーザーにとっては、移行するきっかけが少ないのだと思います。ソフトバンクを使い続けている理由は、家族が使っていたからというシンプルなきっかけで、その後特に不便を感じたことがないので今に至ります。家族割の恩恵もあり、現時点で乗り換えを検討する理由はないというのが正直なところです。

電波問題はiOS27で解決するのか

筆者が日常で最も感じるキャリアへの不満は、地下鉄での電波状況です。東京都内の地下鉄全般で繋がりにくく、特に大江戸線は地下深くに路線があるため、電波が途切れることが多い印象があります。地下鉄に乗っている時、筆者の相棒は本です。読書が好きなので苦ではありませんが、仕事の連絡が気になる場面では不便を感じます。

iOS27はソフトウェアのアップデートであるため、電波状況の改善には直接関係ありません。ただ、iPhone18 Proシリーズには自社開発モデム「C2」が搭載される可能性が報じられており、通信性能の向上には期待が集まっています。また、日本でも5Gミリ波への対応が進めば、通信環境の改善につながる可能性があります。5Gエリアや地下鉄内の通信環境が整備され、こうした問題の改善につながると非常に嬉しいです。

結局、日本キャリアはiOS27をどこまで活かせるか

iOS27の恩恵を最大限に受けるには、3つの条件が必要といえます。iPhone15 Proシリーズ以降のApple Intelligence対応機種を持っていること、日本語対応が実現していること、そして必要な場面で安定した通信環境を利用できることです。この3つがすべて揃っているユーザーは、2026年9月時点ではまだ多くないかもしれません。筆者自身も対応機種は持っていますが、Siri AIの日本語対応を待つ必要があり、地下鉄では電波の恩恵も受けにくい状況です。iOS27は間違いなく大きな進化だと思いますが、日本のキャリア環境と言語対応の現状を考えると、その恩恵を実感できるまでにはもう少し時間がかかるのではないかと感じています。

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