iOS18.5でiPhone用ステージマネージャーなどの新機能がテスト中と判明

iOS18.5の最新の開発者向けベータから、AppleがiPad向けステージマネージャーの自由度向上、iPhone向けステージマネージャーの追加、折りたたみiPhoneや「HomePad」向けと思われるスタンバイモードと思われる表示、フォトグラフスタイルの動画やサードパーティーアプリ対応などの新機能をテストしていることが分かった、と米メディア9to5Macが動画で報告しています。
iPadのステージマネージャーの自由度がアップ!
iOS18.5の開発者向けベータでは、iPad向けステージマネージャーの自由度アップが試されているようです。
ウィンドウをどこにでも配置可能になっているほか、一部が画面の外に出るような配置も可能になっています。

また、ウィンドウの位置が自動変更されることなく、自由にサイズを変更可能になっています。

これらの変更は、パワーユーザーには嬉しい変更となるだろう、と9to5Macはコメントしています。
iPhnoe向けステージマネージャーもテスト中!
iPhone向けのステージマネージャーがテストされていることも確認した、と9to5Macは明かしています。
本当に実現するかは不明ですが、もし実現すれば、iPhoneを外部ディスプレイに接続して、拡張ディスプレイとして利用できるようになる可能性があります。
iPhone向けのステージマネージャーについては先日、リーク情報で知られるMajin Bu氏が、iOS19で実現する可能性があると伝えていました。
折りたたみiPhone用?iPad用?HomePad用?のスタンバイモード
充電状態で横向きに置いたiPhoneを置き時計のように表示できるスタンバイモードに、iOS18.5ベータでは「Super Domino」と呼ばれる新たな表示形式が確認されています。
「Super Domino」は、スタンバイモードのウィジェットを、iPhoneの画面の半分を使って表示する仕様となっています。

また、フルスクリーンにすると正方形で表示されるモードも確認されています。

このモードは、折りたたみ式iPhoneに向けた準備、あるいはスタンバイモードをiPadに導入する準備、もしくはスマートホームのハブとして噂される「HomePad」向けの機能という可能性が考えられそうです。
フォトグラフスタイルがビデオ撮影にも利用可能に?
iPhoneのカメラアプリで、写真の色味やトーンを自動調整するフォトグラフスタイル機能がビデオ撮影時も利用可能になるよう、「Sandwich」という名前でテストされていることが分かりました。

フォトグラフスタイルがサードパーティアプリで利用可能に?
フォトグラフスタイル機能は現在、標準「カメラ」アプリでのみ利用できますが、iOS18.5ベータのコードから、サードパーティ製アプリでも利用可能になるよう、テストしていることも判明しました。
もし、サードパーティ製アプリで利用可能になるなら、Instagramなどのアプリで活用できると便利そうです。

その他の変更と動画はこちら
9to5Macはこのほか、以下の比較的小規模な変更も確認できた、として動画を公開しています。
- Siriのプライバシーポリシーで「Apple従業員」の記述を削除
- 新たな独自の記号
- MFIソフトウェアのセキュリティ修正
- ウォレット、Apple Payの設定に銀行口座番号を保存可能
- 開発者がiPhoneと紐付けたMacをリスト表示可能
9to5Macが公開した動画はこちらでご覧ください。
Source: 9to5Mac