iPhone16/15シリーズなどとiOS18でバッテリーの低速充電表示が利用可能に
iPhone16シリーズとiOS18の組み合わせにおいて、出力の低い充電器を使用して充電を行っている場合、「設定」アプリの「バッテリー」の項目に低速充電状態であることを示す表示がなされるようになったとWccftechが報告しています。
この機能は、iOS18をインストールしたiPhone15 Pro MaxやiPhone13 miniでも利用できたようです。
【更新】MacRumorsが、iPhone16シリーズおよびiPhone15シリーズとiOS18の組み合わせでは、最大充電容量を80%から95%までユーザーが5%刻みで制限できるようになっていると伝えています。
「バッテリー」にオレンジ色の低速充電表記
freaktheclown氏が、iOS18が動作するiPhone15 Pro Maxに出力5Wの充電器を接続して充電したところ、「設定」アプリの「バッテリー」の項目にオレンジ色のバーが表示され、低速充電であることが示されたと報告しました。
iOS18対象機種全てで利用可能?
他のユーザーはこの投稿に対し、「Ankerの120W充電器にUSB-C – Lightningケーブルを繋いだMagSafeバッテリーパックをiPhone13 miniの背面に装着して充電したところ、低速充電状態が表示された」と返信しています。
このことから、iOS18対象機種は全て対応している可能性があります。
iPhone16シリーズの有線充電は45W対応
Appleは、iPhone16シリーズにおいて有線充電速度の規格を最大45W対応に変更、実測でも39W有線充電が実現される見通しです。
こうした高速充電に対応するようになったにも関わらずフル充電までの時間が長く感じる場合、今回導入された低速充電表示を確認することで充電器の出力不足であることを確認できるとWccftechは説明しています。
最大充電容量をユーザーが設定可能に
iPhone16シリーズおよびiPhone15シリーズとiOS18の組み合わせでは、最大充電容量を80%から95%までユーザーが5%刻みで制限できるようになります。
これにより、こまめに充電可能な環境であれば80%に設定しておくことでバッテリーの寿命を伸ばすことができ、バッテリー駆動時間を確保する必要があるユーザーなら90%か95%に設定する使い分けができると、MacRumorsは述べています。
Source:freaktheclown/Reddit via Wccftech, MacRumors