HomePodソフトウェアバージョン18、tvOS18が公開!
Appleは17日未明、HomePodソフトウェアバージョン18とtvOS18を公開しました。iOSやiPadOSなどと比べるとマイナーな印象のリリースですが、どのような点が新しくなったのでしょうか。
HomePodソフトウェアバージョン18
HomePodソフトウェアバージョン18では、HomeKitが自動的にホームハブを選択するのではなく、ホームハブを選択できるオプションが追加されており、複数のHomePodやApple TVを持っている人にとって便利な機能となっています。
新たにSharePlay機能が追加され、複数の人がApple Musicを通じてHomePodで再生している曲のコントロールを共有できるようになっています。
他にも、AirPlayが空間オーディオに対応しており、AirPlayを使ってiPhoneやiPadからHomePodにオーディオをストリーミングする際に、Dolby Atmosによる臨場感あふれるオーディオ体験が楽しめるようになっています。
Appleのリリースノートには、以下のようにあります。
ソフトウェアバージョン18ではSharePlayが導入され、iPhoneやiPadでApple Musicのプレイリストのコントロールを共有したり、ゲストがHomePodで再生している曲に参加したりできるようになります。このアップデートには、バグ修正と安定性の向上も含まれています。
HomePodソフトウェアはアップデート機能が無効になっていない限り自動でインストールされるようになっていますが、マニュアルでのインストールも可能です。
tvOS18
tvOS18では、Apple TV+の映画や番組の出演者、キャラクター、音楽に関する情報をリアルタイムで提供してくれる「InSight」が追加されています。
また、「対話を強調」により映画鑑賞の体験が一段と向上しています。機械学習とコンピュテーショナルオーディオを活用することで、Apple TV 4Kで音楽、アクション、背景ノイズよりも話し声が一段とクリアに聞こえるようになっています。
使用できるスピーカーもHomePodだけでなく、HDMI接続されたスピーカー、AirPods、その他のBluetooth接続されたデバイスにも対応しています。
他にも、プロジェクターへの対応や、現在のところ米国とカナダのみですが、FaceTimeで相手が言っていることを大きな画面に映し出すライブキャプションも利用できます。
Source: MacRumors (1), (2), Apple