【レビュー】世界最薄級4.98ミリ!CIO「探す」対応バッテリーの性能・発熱を計測

CIO「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」レビュー

CIOから発売されたばかりの、厚さわずか4.98ミリの「世界最薄級」モバイルバッテリー「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」を実際に試してレビューします。ステンレス筐体の薄さと質感、Appleの「探す」ネットワーク対応の実用性、ワイヤレス/有線の充電速度と発熱、サウンド音量まで計測してまとめます。

本記事には、メーカーから提供いただいたレビュー用のサンプル品を使用しています。

目次

極薄のステンレスボディ、「探す」対応のモバイルバッテリー

CIO(本社:大阪)から2026年1月30日に発売されたモバイルバッテリー「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」は、以下の特徴を持つモバイルバッテリーです。

  • 厚さ4.98ミリ・重量82グラムの極薄・軽量
  • 高剛性ステンレス筐体
  • 容量:3,000mAh
  • 最大出力:10ワット(有線)/7.5ワット(ワイヤレス)
  • Appleの「探す(Find My)」ネットワークに対応

バッテリーセルには、日本のTDKの子会社で、Appleなどのサプライヤーとして高い信頼性に定評があるATL(Amperex Technology Limited)製のセルが採用されています。

シルバー&ブラックの2色展開、価格は8,980円

SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」には、本記事でレビューするシルバーに加えて、ブラック(近日発売)のカラーバリエーションが用意されています。

販売価格は8,980円(税込)です。

なお、Amazonでは2月6日まで発売記念クーポンが発行されており、10%オフの8,082円で購入可能です。

世界最薄級、「探す」対応モバイルバッテリー

「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」の外装パッケージには「世界最薄級4.98mm」の文字が大きく踊り、薄さを実現した構造図が掲載されています。

CIO「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」レビュー

パッケージ背面には、Appleの「探す(Find My)」ネットワーク対応を示すマークが印刷されています。

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パッケージには、モバイルバッテリー本体のほか、説明書、充電用USB-Cケーブル、製品開発ストーリーの記されたリーフレットなどが入っています。

CIO「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」レビュー

モバイルバッテリー本体に巻かれた保護シートには、「Find My(探す)」機能を設定する方法が記載されています。

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手にして驚く薄さ

「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」を手にすると、その薄さに驚かされます。

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表面はマットな質感で、手で触れるとサラサラとしています。

CIO「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」レビュー

わずか0.3ミリの薄さでも高い剛性を確保できるステンレススチール製の筐体は、側面が鏡面仕上げで高級感があります。光沢があるため指紋が付きやすいですが、軽く拭けばすぐに落ちます。

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底面には、出力開始/停止や残量確認などに使う操作ボタン、USB-Cポート、残量表示のLEDランプがあります。

バッテリー残量は、以下のように色で識別できます。

  • 紫:51〜100%
  • 青:26%〜50%
  • 赤:11%〜25%
  • 赤点滅:0%〜10%
  • 無点灯:0%
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iPhoneに吸着する側は、ソフトな液体シリコンのシートが張られており、iPhoneに磁気吸着させても傷がつく心配をしなくて済みます。

また、液体シリコンは熱伝導性が低いため、バッテリーが熱を持ってもiPhone側に伝えず、背面のステンレス筐体側から放熱しやすくする効果もあります。

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アルミニウム筐体の「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.0 SS5K」(写真右:厚さ約8.7ミリ)も薄さが印象的でしたが、並べると「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」の薄さ(約4.98ミリ)が際立ちます

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iPhone17 Pro(厚さ8.75ミリ)と並べると、その薄さがわかります。

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iPhone17 Proに装着すると、モバイルバッテリーの底面部分がごくわずかに飛び出します。

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iPhone17 ProにApple純正のテックウーブンケースを装着した状態でも、カメラの突起や周囲のフレームとの干渉はありません。また、iPhone側からの出っ張りが目立たなくなりました。

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底面の操作ボタンを押すと、充電出力の開始/終了を切り替えられるので、iPhoneに装着したまま持ち歩いて必要な時に充電する、という使い方ができます。

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磁力による吸着は十分な強さがあり、iPhoneに装着したままズボンの尻ポケット、ジャケットの内ポケット、バッグなどからの出し入れを繰り返してみたところ、装着位置が少しズレることがあっても、外れてしまったりもありませんでした。

Apple「探す」ネットワークを試した!

「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」は、モバイルバッテリーでありながら、Appleの「探す」ネットワークに対応しており、もし手元から離れても簡単に見つけられるという特徴もあります。

なお、AppleのAirTagや「探す」ネットワーク対応アクセサリの位置情報や移動履歴といった情報は、エンドツーエンドで暗号化されており、AppleやCIOがユーザーの位置情報を把握することは不可能です。

「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」は、以下の手順で簡単に「探す」ネットワークに登録できます。

操作ボタンを5秒間長押ししてペアリングモードにすると、音が鳴りペアリング待機状態になります。

iPhoneの「探す」アプリで「持ち物を探す」タブから「+」を押して「その他の持ち物」を選択、「CIO〜」を選択します。

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また、不要になった際には「探す」アプリで簡単に削除できます。

サウンド再生も可能!音量を測定してみた

「探す」アプリから、地図上で位置を確認できるのに加えて、「サウンドを再生」をタップすると電子音メロディーが再生できます。

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「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」から出るサウンドの音量を、約10センチの距離でApple Watchの「ノイズ」アプリで3回計測してみました。

あくまでも参考値ですが、最大で77デシベルの音量が計測されました。これは、AirTag(第2世代)のレビューで計測した音量と同じです。

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充電速度と発熱をチェック

「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」の充電速度と、発熱をチェックしてみました。

低電力モードの警告が出る水準であるバッテリー残量20%のiPhone17 Proを、フル充電済みの「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」で30分間充電して、充電状態と発熱を1分ごとに測定しました。

CIO「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」レビュー

測定条件は以前のモバイルバッテリーレビューと同様、室内温度は20度に保った室内で、iPhoneを発泡スチロールフォームの上に伏せて置いた状態で充電しています。

実際の使用環境に近づけるため、iPhoneは機内モードなどは使用せず、画面の明るさは50%に固定しています。

ワイヤレス充電

「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」で、バッテリー残量20%のiPhone17 Proをワイヤレス充電(最大出力7.5ワット)したところ、30分間で35%まで充電できました

表面温度は、測定スタート(19.3度)からの上昇幅は小さく、26分後に23.1度(+3.8度)になったのがピークでした。

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有線(USB-C)充電

次に、「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」からiPhone17 Proに、USB-Cケーブルで有線充電します。有線充電の最大出力は10ワットです。

CIO「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」レビュー

30分間で、iPhoneのバッテリーを20%から44%まで充電できました。ワイヤレス充電よりも高速に充電できています。モバイルバッテリーの残量LEDは2つ点灯していました。

表面温度は、充電開始(19.9度)から徐々に上昇し、29分後に23.2度(+3.3度)になったのがピークでした。

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参考:他モデルとの比較

同条件で測定した、半固体電池モデル「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.0 SS5K」と、「SMARTCOBY SLIM 5K(ハイパフォーマンスモデル)」と充電速度の結果を比較したのが以下の表です。

SMARTCOBY ULTRA SLIM 3KSMARTCOBY SLIM 5K(ハイパフォーマンスモデル)SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.0 SS5K(半固体電池搭載)
最大出力(ワイヤレス/有線)ワイヤレス:7.5ワット有線:10ワットワイヤレス:15ワット有線:20ワットワイヤレス:15ワット有線:20ワット
30分間の充電量と最大表面温度(ワイヤレス)20%→35%
(+3.8度上昇)
20%→49%
(+19.7度上昇)
20%→40%
(+12.3度上昇)
30分間の充電量と最大表面温度(有線)20%→44%
(+3.3度上昇)
20%→62%
(+20.9度上昇)
20%→61%
(+17.5度上昇)

「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」は、充電速度は控えめですが、発熱がだいぶ抑えられていることが分かります。iPhoneのバッテリー残量が少なくなった時に急いで充電する、という使い方よりは、日常的に持ち歩いて、必要に応じて充電する使い方に向いていそうです。

また、ワイヤレスと有線のいずれの充電方法でも発熱が抑えられているので、熱のこもりやすいポケットやバッグの中でiPhoneを充電していても、発熱をあまり不安に感じないのもメリットです。

短時間での充電速度や、ハードな使用時の電力として使うなら「SMARTCOBY SLIM 5K(ハイパフォーマンスモデル)」などの高出力モデルや、10,000mAhなどの大容量モデル、のように使い分けるのが良さそうです。

極薄モバイルバッテリー、こんな人にオススメ!

「SMARTCOBY ULTRA SLIM 3K」を使ってみると、充電速度や容量といったスペックの高さよりも、お守りのような安心感を持てる程度の容量で、常時持ち歩きたくなる薄型軽量で美しいデザインを重視する方向けの製品だと感じました。

  • スタイリッシュにモバイルバッテリーを持ち歩きたい方
  • iPhoneと別に、重いモバイルバッテリーを持ち歩くのが煩わしい方
  • モバイルバッテリーをどこに置いたか忘れてしまうことがある方
  • 短時間でiPhoneをフル充電するような、高速充電・大容量は求めていない方

逆に、短時間でiPhoneを充電したいといった充電速度を重視する方や、iPhoneを複数回フル充電できるような大容量が必要な方は、「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless 2.0 8K」などのハイスペックなモバイルバッテリーを選ぶのが良いでしょう。

参照:CIO, Amazon

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