【レビュー】iPhone16 Proのカメラを守る!ナノセラムの保護ガラスを試した
トリニティのSimplismブランドから発売された、iPhone16 Pro用の「[PicPro CUSHION Premium] 究極の透過率 ナノセラム カメラレンズ保護ガラス」を実際に装着して試しました。装着の手順や、装着前後での写真への影響の有無、装着後の見た目などをチェックします。
背面カメラの突起がさらに大きくなったiPhone16 Pro
筆者の手元に届いたiPhone16 Proの背面カメラを昨年のiPhone15 Proと比較してみると、背面カメラの飛び出しが、iPhone15 Proよりもさらに大きくなっています。
万が一、カメラが破損すると写真や動画の撮影に影響が出ますし、Appleでの修理代金は38,800 円(AppleCare+対象外の場合)と高額になるため、破損を防ぐためにしっかり保護したいところです。
また、最近のiPhoneの背面カメラは、画質向上の一方で、カメラ間の隙間に埃や汚れが付くとキレイに取り除くのが難しいという弱点もあります。カメラ部分全体を透明な強化ガラスでカバーしてしまえば、汚れの問題もクリアできます。
iPhone16 Proの背面カメラを傷と汚れから守る!
トリニティがSimplismブランドで販売する「[PicPro CUSHION Premium] 究極の透過率 ナノセラム カメラレンズ保護ガラス」は、飛び出したiPhoneのカメラレンズ部分全体を、高い強度と透明度を併せ持つ強化ガラス「ナノセラム」で保護する製品です。
「ナノセラム」は透過率97.6%と高い透明度を保ちながら、アメリカ国防総省軍事規格(ミルスペック)であるMIL-STD-810の耐落下試験(合板に高さ1.2mから26方向の落下)に準拠した耐衝撃性能と、表面硬度10Hの傷つきにくさを実現しています。
強化ガラスの周囲に衝撃吸収フレームを組み合わせた構造が特徴で、Simplismのガラスフィルムと同様にパッケージで「絶対、角割れしない」とアピールしているのが印象的です。
万が一、利用中に製品の角が欠けたりヒビが入った、割れた場合には、製品を1回交換を受けられる「365日 安心保証サービス」も提供されており、強度の高さへの自信がうかがえます。
また、本来の画質で撮影できるよう、ガラスの表面と裏面の両方に反射防止加工を施しています。
トリニティオンラインストアでの販売価格は、iPhone16 Pro用、iPhone16 Pro Max用ともに3,980円(税込)です。
本記事では、メーカーから提供いただいたレビュー用のサンプル品を使用しています。
iPhone16 Proに装着!
「[PicPro CUSHION Premium] 究極の透過率 ナノセラム カメラレンズ保護ガラス」のパッケージには、保護ガラス本体のほか、クリーニングクロス、埃取りテープ、綿棒、装着方法をイラスト入りで解説した説明書が入っています。これだけあれば、追加で用意する必要はありません。
保護ガラスは、外周に透明な衝撃吸収フレームが取り付けられています。レンズに合わせて円形の細いリングがあります。
貼り付ける前に、レンズ部分の汚れをクリーニングクロスで拭き取ります。
レンズ間の凹みは、綿棒を使ってキレイにします。
埃取りテープを台紙から剥がし、カメラレンズの間に貼り付けます。埃取りテープのサイズは、iPhoneのサイズギリギリに作られているので、一度、iPhoneの上に置いて位置のイメージを掴んでおくと良いでしょう。
レンズ表面に触れないよう注意しつつ、シールを軽く伸ばしながら、カメラの間に貼り付くように貼っていきます。
レンズが埃取りテープから飛び出す状態になったら、押し込んでしっかり埃を吸着させます。筆者は、レンズ間の埃をしっかり吸着できるよう、綿棒を使って押し込んでみました。
その後、埃取りテープを剥がします。
レンズガラスの側面を持ってプラスチック板から剥がします。
レンズの位置に合わせてそっと貼り付けます。
表面を押してしっかりと貼り合わせ、キレイに貼ることができました。
装着後:外見スッキリ、指紋もガード
保護ガラスを装着することで、レンズ間のすき間がなく、スッキリした見た目になります。
Simpllismの縦開き手帳型ケースと組み合わせてみると、ケースのカメラ保護フレームと高さがマッチしています。
保護ガラス表面に指で触れて指紋が付着しても、軽く拭き取るだけできれいに除去できます。
画質への影響をチェック
装着前と装着後で、写真を撮影して比較してみました。
こちらが、保護ガラス装着前です。ポートレートモードで2倍ズームで撮影しています。
こちらが、保護ガラス装着後に条件を合わせて撮影した写真です。画質にも、ピントが合うまでの速度にも、影響は感じられませんでした。
トリニティによると、保護ガラスの装着により、フラッシュ撮影時の画質に影響が出る場合がある、とのことです。
iPhone16シリーズでは暗所撮影性能が向上しており、フラッシュを使う機会はあまりないと思いますが、フラッシュ撮影をよく利用する方はご注意ください。
ご参考に、装着前にフラッシュをONで撮影した写真です。
こちらが、装着後にフラッシュONで撮影した写真です。少なくとも、今回テストした条件では影響はみられませんでした。
全iPhoneユーザーにお勧め。装着するならお早めに
「[PicPro CUSHION Premium] 究極の透過率 ナノセラム カメラレンズ保護ガラス」は、iPhoneの背面カメラの画質に影響もなく、カメラをしっかり保護できるため、すべてのiPhoneユーザーにお勧めできます。
価格が3,980円(税込)という価格を高く感じるかもしれませんが、Appleで修理する場合の約10分の1の金額で、一度貼ればiPhoneのカメラを守り続けられる、と考えれば価格に見合った価値があると思います。
iPhone16 Pro、iPhone16 Pro Maxを購入される方は、カメラレンズの間にたまった汚れが取れにくくなったり、レンズに傷がついたりする前の、早いうちに装着するのが良いでしょう。
「[PicPro CUSHION Premium] 究極の透過率 ナノセラム カメラレンズ保護ガラス」は、トリニティオンラインストアのほか、全国の家電量販店、Trinity Premium Store(Amazon店、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店、au PAY マーケット店)で購入可能です。
参照:トリニティ Simplism 製品情報,「Trinity Premium Store」Amazon店、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店、au PAY マーケット店, Apple