ジョブズ氏が中学生のときに作った課題作品が約550万円で落札

ジョブズ 作品

Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズ氏にまつわるアイテムは、これまでオークションで高値をつけてきましたが、今回、ちょっと変わった一品が落札された模様です。同氏がアメリカの学校制度における8th grade(8年生、日本の中学2年生にあたる)のときに、学校の課題で作った作品が約550万円で購入されました。

目次

これまでにあったジョブズ氏関連グッズの数々

ジョブズ氏の関連アイテムの中で、比較的多く出回っており高値をつけているのは、同氏の直筆サインが入った名刺や小切手です。これらのアイテムは、日本円にして700万円を超える価格で落札されることも珍しくありません。

最近のオークションで落札されたジョブズ氏関連グッズの中で、少し変わったアイテムとしては、高校時代の卒業アルバムなどがあります。アルバムに関してはそこまで高値には達せず、約3,000ドル(約48万円)での落札となっています。

ジョブズ アルバム

今回落札されたのは、サイン入りの名刺や小切手とは異なり、ジョブズ氏がまだ中学生だった頃に自ら制作した作品です。将来Appleを共同創業する人物が、少年時代にどのようなことに興味を持っていたのかを知ることができる点でも、珍しいアイテムといえそうです。

ジョブズ氏が中2のときに作った博物館を模した作品

ジョブズ氏が中学2年生のとき、科学の授業の課題として作った「サイリスタ(シリコン制御整流器)とは何か」を説明する作品が、今回、米RR Auctionで落札されました。落札価格はなんと34,375ドルで、日本円にして約550万円という高値です。

作品はミニ博物館のようなスタイルで作られており、ブックレットも付属し、その中でサイリスタについて詳しく説明されています。

サイリスタとは、電流を制御できる半導体素子のことです。コンピュータを動かすためのトランジスタとは少し異なり、「力仕事用のスイッチ」のような役割を担い、大型モーターや溶接機の制御などに使用されます。

ジョブズ氏が中学2年生の時点でこうした電子部品を題材として選び、さらにミニ博物館のような形で作品にまとめていたことを考えると、当時から電子技術そのものに強い興味を持っていたことが感じ取れます。

気になる出所ですが、ジョブズ氏の異母兄弟の個人コレクションとのことです。ジョブズ氏はかつて父親の遺品整理を手伝った際、自分が子どもの頃に使っていた寝室や家族のガレージにあったものなど、多くの私物の引き取りを断ったとのことです。

それらの品々が今まで残されており、その中の一つが今回オークションに出品されたようです。

ジョブズ氏は大学を卒業していないことで有名

ジョブズ氏と学校と聞くと、同氏の伝説のスピーチを思い出す人も多いのではないでしょうか。

同氏はかつて大学に通っていたものの、高額な学費を払ってまで卒業資格を取ることに疑問を感じ、退学後は自分の興味のある授業に自由に参加していたことを、米有名大学の卒業式でのスピーチで語っています。

今回落札された作品を見ると、ジョブズ氏がそうした生き方を選ぶよりはるか以前から、自分が興味を持ったテーマを掘り下げる姿勢を持っていたことがうかがえます。中学2年生の段階でサイリスタを題材に選び、作品としてまとめていた点は、後にコンピュータ業界で大きな足跡を残す人物の原点を感じさせます。

ジョブズ氏がスピーチの中で語った最も印象的なフレーズは、「Stay hungry, stay foolish」ではないでしょうか。「ハングリー精神を忘れるな、愚かであり続けろ」とも訳されるこの言葉は、常に自分の興味を追い続けた同氏の姿勢を象徴するものです。

今回、中学生の頃に作った作品が約550万円もの高値で落札されたことは、それだけジョブズ氏の功績だけでなく、その原点や成長過程にまで高い関心が集まっていることを示しているともいえそうです。

Photo: RR Auction (1), (2)

--PR--
[公式] - iPhoneの購入や予約はオンラインで確実に!

iPhoneなどApple製品の疑問は iMコミュニティ で聞けます。詳しい読者が答えてくれます。

この記事がお役に立ったらシェアお願いします
目次