Apple Intelligence、地域設定を「米国」にしなくても利用可能に

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Appleの人工知能(AI)機能「Apple Intelligence」は、これまで地域設定を米国にしなければベータ版のiOSで利用できませんでしたが、最新のiOS18.1ベータ3では、地域設定がどこであっても問題なく利用できる仕様に変更されていることが明らかになりました。

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英語(米国)のみで利用可能である点に変化はなし

iOS18.1ベータ3のリリースノートでは、これまで記載されていた「地域設定が米国である必要がある」という表記がなくなり、「Siriの言語設定を英語(米国)にする必要がある」とのみに変更されています。

米メディア9to5Macは、実際にSiriとデバイスの言語設定を英語(米国)に変更するだけでApple Intelligenceが利用可能になることを確認しています。ただし、言語設定を英語(米国)に変えると、電話番号やカレンダーのフォーマットも変化してしまうため、注意が必要です。

Apple Intelligenceが利用できるのは英語(米国)のみであることには変わりがないようですが、地域設定がどこでもよくなったことは進歩といえるでしょう。

ヨーロッパと中国ではApple Intelligenceは利用不可

欧州連合(EU)では、規制上の理由により、iPhone上ではApple Intelligenceが利用できない状態となっています。なお、Mac上では機能が使えることがリリースノートから明らかになっています。

中国でも、政府の方針により、機能の実装に必要なインフラのローカライゼーションが求められており、Appleは困難に直面していると以前報じられていました。

iOS18.1ベータでは「クリーンアップ」ツールや通知の要約が利用可能に

iOS18.1ベータ3では、写真アプリの「クリーンアップ」ツールが利用可能になるだけでなく、通知の要約がすべてのアプリで利用できるようになっています。

Apple Intelligenceの本格的な導入は10月になってからといわれていますが、日本では現時点で規制上の問題点などは特に報告されていないため、iOS18.1の正式版リリースのタイミングで利用可能になると推測されます。

Source: 9to5Mac

Photo: Apple

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