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スマホ市場14%減予測でもiPhoneは成長へ〜Duoは600万台に予測引き下げ

iPhone18 Proのイメージ画像

GF証券は、2026年の世界スマホ出荷台数が14.2%減る中、主要メーカーで唯一Appleが4%増を確保し、世界シェアは24%に達すると予測しました。iPhone Duoの組み立て台数の見込みも600万台に引き下げています。数字を逆算すると、他社の落ち込みの大きさや、Duoの納期が縮まりにくい理由が見えてきます。

目次

iPhoneの出荷台数は4%増、世界シェア24%へ

海外メディアの報道によると、GF証券のジェフ・プー氏らは投資家向けレポートで、市場縮小の主因にメモリ価格の急騰を挙げました。予測値から2025年の実績を逆算し、メーカー別に整理すると次のとおりです。

メーカー2025年(推定)2026年(予測)増減
Apple約2億4,700万台2億5,700万台4%増
Samsung約2億4,100万台※2億4,100万台ほぼ横ばい
その他約7億7,100万台約5億8,200万台約25%減
市場全体約12億5,900万台10億8,000万台14.2%減

※2025年の数値は、予測値をもとに編集部が算出した推定値です。Samsungの2025年は「前年からほぼ横ばい」という記述に基づき、2026年と同じ台数と仮定しました。「その他」も同じ仮定で求めています。

算出した2025年のAppleのシェアは約2割、2026年は約24%で、レポートの数字と整合します。市場が約1億7,900万台縮む中、Appleは約1,000万台を上積みする見込みです。

iPhoneが伸びる背景を数字から考察

他社の合計は約25%減の計算

Samsungを前年並みと仮定すると、AppleとSamsung以外のメーカーは合計で約25%減る計算です。台数では約1億9,000万台の減少に相当します。市場全体の減少率(14.2%)を大きく上回り、縮小の影響が上位2社以外に偏っていると読み取れます。

低価格帯ほどメモリ高騰が重荷に

メモリの調達コストが上がると、利益の薄い低価格帯の端末ほど、値上げや出荷削減に追い込まれやすいとみられます。高価格帯が中心のAppleはコスト増を吸収する余力が相対的に大きく、シェア拡大につながっている可能性があります。

iPhone Duoは600万台、18 Proも予測引き下げ

GF証券の生産見通しの修正点

GF証券による組み立て台数の予測を、表にまとめました。

機種GF証券の従来予測最新予測レポートが挙げた要因
iPhone Duo(2026年)700万台600万台ヒンジの制約
iPhone18 Pro/Pro Max記載なし7,200万台(対象期間の記載なし)可変絞りカメラの制約

GF証券はDuoの見込みを100万台、率にして約14%引き下げました。18 Pro/Pro Maxは対象期間が示されていないため、Duoとの単純な比較はできません。それでも、Duoの生産規模が数百万台にとどまる点は、量産の難しさをうかがわせます。

18 Pro/Pro Maxの反応が比較的冷ややかな理由として、レポートはDuoとの競合や本体の重さへの批判も挙げています。Duoに関心が集まった分、同じ高価格帯の18 Pro/Pro Maxから購入候補が流れた可能性もあります。

どちらも新しい機構が制約に

制約の具体的な中身について、レポートは明らかにしていません。ただ、ヒンジも可変絞りも細かな部品が動く仕組みで、量産規模を広げるには高い組み立て精度を保ち続ける必要があります。

Duoの納期は短縮されにくい

海外メディアは、10月16日(現地時間)の予約開始当日の時点で、Duoの配送予定日が米国で1月下旬、ほかの国ではさらに先までずれ込んでいたと伝えています。生産面の制約が続けば、納期が大きく縮まる可能性は低いと判断できます。年内に手に入れる前提だった人は、予定を組み直しておくのが無難です。

日本のiPhone価格への影響は?

メモリ高騰を受け、一部のスマホメーカーはすでに出荷削減や値上げに動いていると、GF証券は指摘しています。日本の販売価格への言及はないものの、部品コストの上昇が続けば、今後発売されるiPhoneの価格に影響が及ぶ可能性は否定できません。一方で、Appleがコスト増を吸収しやすい立場にあるとすれば、値上げ幅を抑える余地はあると考えられます。

なお、10月16日に報じられた時点で、レポートはApple株の投資判断を「ホールド」(保有継続を勧める中立的な評価)に据え置き、目標株価を369ドルとしました。据え置きの理由は示されていませんが、生産面の制約が評価に影響しているのかもしれません。

iPhone18 Pro/Pro MaxとDuoで迷っている人は、性能や価格だけでなく「いつ手に入るか」も判断材料に加えることをおすすめします。購入先で最新の納期を確かめ、使い始めたい時期と照らし合わせて選ぶのが現実的です。

Photo:9to5Mac

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