次世代AI版Siriのリリースが延期?それに伴う株価の影響

Bloombergの「Siri新機能リリース延期」報道と、それに伴う株価急落を受け、AppleはCNBCを通じて公式声明を発表したことが明らかになりました。
しかしその内容は次回のアップデートでSiri新機能がリリースされることではなく、2026年内に登場するということでした。
報道の背景と株価への影響
当初iOS 26.4で予定されていた一部機能(主にAI版Siri)が、5月配信予定のiOS 26.5、あるいは9月リリースのiOS 27まで持ち越されると報じられました。
これはAppleが新バージョンSiriの実装上の課題に直面していることが原因だと発表されています。
この報道を受け、2026年2月12日のApple株は5%下落しました。
結果2026年に入ってからの上昇分が打ち消され、年初来で約4%のマイナスとなっています。
株価の下落を見て、AppleはCNBCに対し「年内のリリースに向けて順調に進んでいる」と回答しましたが、メディア側はこれを年内に供給するという最低限のラインであることを指摘しています。
市場の動きから分かるAI版Siriの価値
今回AI版Siriのリリースが遅れた報道により1日で5%下落した株価ですが、Appleの株価においてAI版Siriはどのような影響があるのでしょうか。
AIへの投資家の期待値
わずか1日の報道で、2026年に入ってからの株価上昇分がすべて消えました。
これは、現在のAppleの時価総額が「予定通りにAIがリリースされること」を前提に高く評価されていることを示しています。
つまり今投資家にとってApple×最新AIへの期待値は非常に高いということです。
Appleの迅速な対応
リーク記事に対し、Appleが即座にCNBCを通じて声明を出した点も重要です。
これは、AIの遅れが「企業の価値(株価)」の低下に直結するとAppleが考えていることが分かります。
それだけ今AIの実装が重要視されています。
AI版Siriがなぜここまで注目されているのか?
なぜ今AI版Siriがこれほど注目されているのか?
これには2つの理由が考えられます。
iPhoneの買い替え加速への期待
「スクリーン認識」のような高度なAI機能は、古いiPhoneでは動かない可能性が高いです。
これにより世界中の最新AIを求めるユーザーが、新しいiPhoneに興味を示すでしょう。
結果としてiPhoneの売上向上が見込めるため、AppleのAIに対する活動に注目が寄せられていると考えられます。
他メーカーとのAI性能の拮抗
AppleのAI分野での出遅れが複数メディアで報じられている中、投資家はAI版Siriの成功を重要な転換期として注目しています。
他社と性能が拮抗することでApple製品への需要が再び高まると考えるのは、市場の論理として非常に自然な流れだからです。
GoogleのGeminiを搭載したSiriの成功がAppleの株価上昇の鍵だと考える投資家も少なくないでしょう。

