iPhone Foldの内部構造を共通部品多数と噂のGalaxy Z Fold7から推察

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Appleが2026年下半期(7月〜12月)に発売すると噂の折りたたみiPhone(仮称:iPhone Foldの基幹部品である折りたたみディスプレイやヒンジは、Galaxy Z Fold7とほぼ同じものを採用する見通しです。

Galaxy Z Fold7の分解動画が公開されましたので、ほぼ同じ仕様になると噂の折りたたみディスプレイやヒンジを確認、内部構造からiPhone Foldのバッテリー容量を推察しました。

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iPhone Foldのカバーディスプレイにはパンチホールカメラ搭載と噂

分解前のGalaxy Z Fold7ですが、やはりディスプレイ中央の折り目はかなり目立ちません

Galaxy Z Fold7 teardown_4

Galaxy Z Fold7の背面パネルの素材は、CorningのGorilla Glass Victus 2です。iPhone Foldも、同じ素材を用いる可能性が高いでしょう。

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背面パネルとカバーディスプレイを分離すると、Galaxy Z Fold7の内部が確認できます。バッテリーは左右に分割して搭載されており、冷却機構はグラファイトシートを多用しておりベイパーチャンバーは搭載していません。

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カバーディスプレイの中央上部にはパンチホールデザインのフロントカメラが搭載されています。iPhone Foldの生体認証機構はTouch ID内蔵サイドボタンになる見込みですので、この部分のデザインや構造はGalaxy Z Fold7と似通ったものになりそうです。

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iPhone Foldのバッテリー容量は5,000mAhも厳しそう

Galaxy Z Fold7のバッテリーは粘着テーブで強固に固定されており、取り出すのにかなり苦労しています。

iPhone FoldがiPhone16で採用済みの電気剥離用粘着剤を採用した場合、こうした取り外しの苦労は生じないでしょう。

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カバーディスプレイ側に搭載されたバッテリーの容量は、2,210mAhです。

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Galaxy Z Fold7には3眼カメラが搭載されていますが、iPhone Foldは2眼カメラになるとみられています。

その場合、カメラモジュールが1つ少ない分の内部スペースの余裕が生じますが、iPhone FoldのディスプレイサイズはGalaxy Z Fold7より小さいようですので、ある程度相殺されてしまうでしょう。

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カメラモジュールの下側に搭載された背面パネル側のバッテリー容量は、2,226mAhです。カバーディスプレイ側のバッテリーと合わせると、合計4,436mAhということになります。

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Galaxy Z Fold7よりも外寸が小さいと噂のiPhone Foldでは、例え厚さが少し増したとしてもバッテリー容量として5,000mAhを実現するのも容易ではなく、5,500mAhに達するという予想は現実的とは思えません

iPhone Foldとほぼ同じ仕様と噂のメインディスプレイとヒンジ

Galaxy Z Fold7の折りたたみディスプレイ背面に特別な点は見当たりませんが、Appleが取得済みの特許技術の搭載が間に合えば、iPhone Foldの折りたたみディスプレイ背面中央には折り目を押し上げて消すためのポリマー層が搭載されることになります。

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iPhone Foldのヒンジは、Galaxy Z Fold7のものとほぼ同じものになる可能性が濃厚です。

このヒンジは、Galaxy Z Fold6のものよりも27%薄く43%軽く仕上げられています。

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*本記事は特定のソースをもとにしたリーク情報ではなく、Galaxy Z Fold7の分解動画からiPhone Foldの内部構造や仕様を予想した筆者独自のコラム記事です。

Photo:Apple Hub/Facebook

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