折りたたみiPhoneは毎日136回の折りたたみ操作を10年繰り返しても壊れない

折りたたみiPhoneに搭載される折りたたみディスプレイやヒンジは、Galaxy Z Fold7のものとほぼ同じものが採用されると見られています。
そのGalaxy Z Fold7ですが、折りたたみディスプレイは50万回の折りたたみ操作でも破損しない耐久性を備えているようです。
折りたたみiPhoneも、少なくとも同程度の耐久性を備えていると考えられます。
目次
50万回の折りたたみ操作が可能な耐久性とはどの程度?
50万回の折りたたみ操作というのは、1日あたり136回の折りたたみ操作を10年繰り返すのに相当します。
これは、睡眠時間が8時間でそれ以外の16時間は常に折りたたみiPhoneを使いながら折りたたみ操作を行うと仮定すると、1時間に8.56回行っても問題ない耐久性を備えているということになります。
1時間に8回の折りたたみ操作を16時間/日、10年繰り返しても問題なし
さすがに16時間にわたって1時間あたり8回以上の折りたたみ操作を連続して毎日行うとは考えにくいので、一般的な使い方であれば10年使用してもそれが原因で破損することはないと期待して良いでしょう。
新しいUTGと新設計のヒンジが耐久性向上に貢献
なお、Galaxy Z Fold6の折りたたみ回数における耐久性は20万回とされていましたので、Galaxy Z Fold7でそれが大きく改善されたことになります。
この耐久性向上にはUTG(超薄型ガラス)と新設計のヒンジが貢献しているとのことですので、この点はAppleとSamsung Displayによる折りたたみiPhone向けディスプレイの共同開発によって得られた成果の一部かもしれません。
Photo:Apple Hub/Facebook