iPhone/iPad/Apple Watchへの搭載に向け感圧式ボタンの開発加速?

Appleは、物理スイッチではなくTaptic Engineを用いた感圧式ボタン「Project Bongo」を、iPhoneだけではなくiPadやApple Watchにも搭載するべく検討を始めたと、リーカーの刹那数码氏がWeiboで報告しています。
開発中の感圧式ボタンを多くのデバイスに搭載検討
リーカーの刹那数码氏はこれまでも、感圧式ボタンの開発は継続していると報告していました。
同氏の予想が正しければ、Appleは将来のiPhoneだけではなく、感圧式ボタンをiPadやApple Watchにも搭載する可能性があることになります。
物理スイッチを用いたボタンに変えて感圧式ボタンを搭載した場合、防水防塵性能の向上と、ボタンに複数の機能をもたせることができると予想されています。
感圧式ボタン「Project Bongo」の特許出願済み
感圧式ボタン「Project Bongo」の仕組みは、Appleが2025年4月に米国特許商標庁(USPTO)に出願した特許で、その構造も確認されていました。
出願された特許では、感圧式ボタンの仕組みとしてTaptic Engineと同様の触覚フィードバックを生成するBongo Haptic Engineが用いることが記されていました。

Apple Watchはサイドボタンとして採用か
出願された特許にはまた、Bongo Haptic Engineを搭載するデバイスとして、iPhoneだけではなくiPadやApple Watchも取り上げられていました。
こうした特許では搭載機器などを限定せずに想定されるものを全て取り上げるのが一般的でしょうが、iPhoneに搭載できるものを内部スペースが大きなiPadに搭載するのに障害になることは少ないと考えられます。
Apple Watchに搭載する場合はバッテリー容量を犠牲にすることがないように小型化し、サイドボタンとして搭載することになるでしょう。
Source:刹那数码/Weibo
Photo:AppleInsider, (2)