2024年度の中国での折りたたみスマホの売上は失速気味?

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調査会社Counterpoint Researchによると、2024年度の中国の折りたたみスマホ市場の動向は鈍化傾向にあります。今年は昨年に比べて折りたたみスマホの売上成長率が著しく低下し、一桁台の成長にとどまったことが明らかになりました。

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折りたたみスマホは重要なデバイス形態

折りたたみスマホは中国で最も多く販売されており、世界の出荷台数の50%以上を占めています。そのため、中国の折りたたみスマホ市場の動向は、今後の世界的なトレンドを予測する上で重要だとされています。

まず注目すべき点は、2024年度の出荷台数が大幅に伸びなかったことです。2023年度には103%の成長を記録した折りたたみスマホですが、今年はわずか2%の成長にとどまり、すでに人気が陰り始めている可能性が示唆されています。

それでもなお、Counterpointによれば、折りたたみスマホは飽和状態にあるスマホ市場において重要なデバイスセクションであり、今後もその重要性は高いと評価されています。

クラムシェル型折りたたみスマホはオワコンに?

折りたたみスマホは主にブック型とクラムシェル型の2種類に分類されますが、現在の市場ではブック型が主流となっており、クラムシェル型はすでに衰退傾向にあります。OPPOやvivoといった主要ブランドは、すでにクラムシェル型スマホの販売を中止しているとのことです。

しかし、Xiaomiのクラムシェル型スマホ「Mix Flip」は好意的に受け入れられており、ブック型が完全に市場を制したとは言い切れない状況です。

Huaweiの存在感強し

中国の折りたたみスマホ市場では、Huaweiが圧倒的な存在感を示しており、全体の出荷台数の約半数を占めています。

さらに、Huaweiは三つ折りスマホなど、革新的なデザインの折りたたみスマホも展開しており、今後も市場のリーダーとしての地位を維持する可能性が高いと考えられます。

Source: Patently Apple

Photo: Huawei

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