Appleの楽曲認識機能Shazam、1,000億曲を突破
Appleの楽曲認識機能「Shazam」が、これまでに1,000億曲を認識したことが明らかになりました。この数字は、地球の人口1人あたり12曲を認識した計算になります。Appleはこの大きな節目をプレスリリースで発表しています。
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デビューから20年以上で大きなマイルストーンを達成
街中やインターネットラジオなどで流れる楽曲が、どのアーティストによるものか気になった経験は誰もがあるかと思います。その場で楽曲を即座に特定できる機能として、iPhoneに搭載されているShazamが、今回大きなマイルストーンを達成しました。
Appleによると、Shazamがリリースされてからこれまでに認識した楽曲数が公式に1,000億曲を超えたとのことです。
2002年に英国でサービスを開始した当初、ShazamはSMSを活用したもので、特定の番号に電話をかけ、携帯電話を音源にかざすと、楽曲名とアーティスト名がテキストメッセージで送信される仕組みでした。2018年にAppleに買収されたShazamは、Siriを介して楽曲を認識する方法が主流の使い方の一つとなっています。
月間アクティブユーザーは3億人
また、Appleのプレスリリースによると、Shazamの月間アクティブユーザー数は3億人に達していることも明らかにされています。
Shazamは進化を続けており、最近ではヘッドホン使用時でも楽曲認識が可能になっています。
Apple Musicで特別なプレイリストを公開
さらに、Apple Musicでは「Shazam:オールタイム・トップ100」という特別なプレイリストを公開しています。このプレイリストは、これまで最も多く楽曲認識された楽曲を集めたもので、Shazamの歴史を振り返る一つの楽しみ方として注目されています。
Source: Apple