Apple、AIシフトでレイオフも従業員数をほぼ維持!
いくつかのレイオフがあったものの、Appleの2024年度の従業員数は2022年度と同水準であることが提出書類から明らかになりました。Appleの総従業員数はおおよそ16万4,000人に達しています。
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昨年から3,000人増加
2024年9月時点で、Appleのフルタイム従業員数は世界中で16万4,000人に達し、昨年の16万1,000人から3,000人増加しました。この16万4,000人という数字は2022年と同水準であり、いくつかのレイオフがあったにもかかわらず、Appleが多くの従業員を維持していることを示しています。
Appleの従業員数の推移は以下の通りです:
- 2024年: 164,000人
- 2023年: 161,000人
- 2022年: 164,000人
- 2021年: 154,000人
- 2020年: 147,000人
- 2019年: 137,000人
- 2018年: 132,000人
最近あったレイオフとは?
最近のAppleのレイオフは、人工知能(AI)戦略への転換に伴う電気自動車プロジェクト「Titan」の終了に関連しており、600人以上の従業員が解雇されたと報じられています。
また、Apple BooksやApple Newsチームからも約100人の従業員が削減され、さらにApple Watch用マイクロLEDディスプレイの内製化プロジェクトが中止されたことによるレイオフも行われたと伝えられています。
Appleは他の巨大ハイテク企業と比べると幾分マシ?
GoogleやMicrosoftが過去2年間で大規模なレイオフを実施していることを考慮すると、Appleの従業員数の推移は比較的穏やかであると言えます。
Appleの共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏も最近のインタビューで「Appleは従業員とユーザーのことを非常に気にかけている」と語っており、従業員数の観点からもAppleが従業員を手厚く扱っていることが伺えます。
Source: MacRumors
Photo: Basic Apple Guy