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キヤノンは10月30日付で、「EOS VR SYSTEM」用の3D撮影レンズ「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」を11月中旬に発売すると発表しました。Appleの複合現実(MR)ヘッドセットであるVision Proの空間ビデオに対応しています。
EOS R7と組み合わせることで、人間の有効視野に近い約60°の画角で3D映像を撮影できるこの3D撮影レンズ「RF-S7.8mm F4 STM DUAL」の予約注文が、キヤノン公式サイトで開始されています。価格は77,000円(税込)です。
このレンズで撮影した3D映像は、Apple Vision Proの空間ビデオをはじめ、3D Theaterや3D 180°など、さまざまなフォーマットで書き出すことが可能です。
キヤノンの3D撮影用レンズは、今年6月の世界開発者会議(WWDC)で発表されたものですが、ついに発売されることになりました。
Appleによると、EOS R7で撮影した空間ビデオは、Mac上でFinal Cut Proを使って編集可能であり、動画プラットフォームVimeoへのアップロードもできます。なお、Final Cut Proには11月半ばに空間ビデオ編集機能が追加される見込みで、Vimeoはすでに先月、Vision Proアプリをリリース済みです。
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