Apple Storeにある「Appleベンチ」とは？Appleが意匠権を取得

2024年7月20日

Appleはドイツで、Apple Storeのベンチの意匠権を取得したことが明らかになりました。Appleの複合現実（MR）ヘッドセットVision Proのデモ体験に使用されるベンチで、ニューヨークのApple Storeなどですでに導入済みであるとのことです。

Appleによる家具の意匠権取得は珍しい？

Appleが取得した意匠権は、ロカルノ分類06-01の「シート」の下で申請されたもので、台とベンチのセットであることがわかっています。

ニューヨークのApple Storeに実際に設置されている写真を見ると、レザー素材のように見えますが、Appleが製品ラインナップからレザーを排除していることを踏まえると、別の素材である可能性も十分に考えられます。

AppleがApple Storeに関連する意匠権を取得したのは今回が初めてではなく、iPhone11 Proのディスプレイ方法などを含む意匠権を2022年に複数取得しています。

Apple Storeは直接Apple製品とは関係はありませんが、商品価値を伝えるための重要なインフラであることには間違いないため、Appleがライバル企業から真似されないようその手法を保護しようとするのも納得がいくと言えます。

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ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。