欧州スマホ市場、AppleがSamsungを抜きトップに

iphone15 pro

Appleは2023年第4四半期(10月〜12月)、欧州スマホ市場約2年ぶりにシェア1位に返り咲いたことがCanalysの調査で明らかになりました。iPhone15 Proシリーズの需要の高さがAppleの復活に大きく貢献した模様とのことです。

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市場全体が縮小する中シェア伸ばしたApple

2023年第4四半期、欧州スマホ市場の出荷台数は3,780万台となり、前年同期比で3%減少しました。その中でもAppleは出荷台数を前年同期比で1%増1,240万台へと伸ばしており、シェア33%トップベンターの座に再び上り詰めています。

これまで1位だったSamsungの出荷台数は前年同期比で12%減となる1,080万台となり、同社はシェア2位へと転落しています。

シェア3位のXiaomiも出荷台数を前年同期比で10%減らしていますが、4位と5位のMotorolaとHONORはそれぞれ前年同期比73%増、116%増と大きく出荷台数を伸ばしています。

ハイエンドスマホのシェアが40%を獲得

欧州では800ドル(約120,000円)以上のハイエンドスマホが出荷台数において占める割合が年々高まってきていましたが、昨年第4四半期に40%の大台に達しました。

600ドル〜799ドル(約90,000円〜120,000円)、400ドル〜599ドル(約60,000円〜90,000円)のハイ〜ミッドレンジスマホが占める出荷台数も増加しており、400ドル以上のデバイスは全体の出荷台数の約6割に届く勢いです。

800ドル以上のハイエンドスマホの出荷台数シェアではAppleが77%と圧倒的な存在感を示しており、2位のSamsung(16%)、3位のGoogle(4%)などをまったく寄せ付けていません。

Photo: Apple

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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