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TikTokが米国で禁止される可能性が高まる中、別の中国製アプリ「小红书」へのユーザー移行が相次いでいるとのことです。このアプリはTikTokとは多少趣が異なり、単なるショート動画アプリではないようです。
米国では「RedNote」と呼ばれる「小红书」はライフスタイルアプリとして注目を集めています。TikTokとは異なり、ショート動画の共有にとどまらず、詳細なレビューやコミュニティディスカッションなど、より幅広いコンテンツを提供しており、どちらかというとInstagramに似ているそうです。
このアプリは簡体字中国語、繁体字中国語、英語のみに対応しています。米国のApp Storeではタイトルが「小红书」と中国語表記のままにもかかわらず、「ソーシャルネットワーキング」カテゴリで現在1位となっています。
TikTokからの避難先として「小红书」が選ばれている現状を見ると、ユーザーにとって米中間の地政学的な問題はさほど重要ではなく、アプリそのものの質が重視されていることがわかります。
なお、「小红书」は日本のApp Storeでも「ソーシャルネットワーキング」カテゴリで12位にランクインしています。日本語非対応ながら、すでに人気アプリの一つとしてその名を知られつつあります。
Source: New York Post
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