SIM抜き忘れにはご用心!ネットで要らないスマホを売ったら400万円の請求がきた!

スマートフォンをネット上で転売する際は、万が一に備えて、必ずSIMを抜いておくことを忘れないようにしましょう。端末を売却した相手が回線を使用したことによって、キャリアから45,585.83カナダドル(約385万円)の請求を受けるという事件が発生しました。
まさかの超高額請求
カナダのトロントに住むKellyさんは、物々交換サイトCraigslistでスマートフォンを売却しました。SIMカードは入りっぱなしでしたが、キャリアとの契約は昨年の9月に終了していたため、問題ないと判断しての売却でした。
しかし、キャリアから届いた請求書を見て、彼女は肝をつぶすことになります。「なんていうか、まさに胃がキューっとするって感じだったわ。自分の名前の上に45,000カナダドル(約375万円)ってあるのよ」
あくまでも契約は終了していたはずと主張するKellyさんによって、事態はあっという間に親族やテレビまで巻き込んでの大騒ぎになります。
悪意あるユーザーの手に渡ったのが運の尽き
しかも400万弱の請求に至るには、数十~数百GBものデータ通信を行うべく、何回もアカウントに課金を重ねなければなりません。
データ通信が出来ることを知った購入者が、明らかに悪意をもって課金を続けたとしか考えられず、キャリアは「もし端末を盗まれたり、誰かに譲った場合は、ただちにキャリアに連絡してください。サービスをキャンセルし、適切なプランに則っていることが明らかになっていたならば、今回のようなことは起きないでしょう」と述べています。
悪意のある課金だったおかげか、テレビ局が報道してくれたせいかは分かりませんが、幸いにもキャリアは最終的に支払いを免除してくれました。しかし、「本当に解放されたわ!」とのKellyさん、さっそく別キャリアに乗り換えたそうです。
Source:iPhone in Canada
(kihachi)