Appleがペンダント型AIデバイスの開発遅延〜MetaはMuse発表で明暗分かれる

Appleが開発中のカメラ付きペンダント型AIデバイスは開発が遅れており、今後製品化されるかも不透明な状況になっています。
その一方で、MetaはAIアシスタント「Muse」を利用する小型デバイス「Muse Charm」を発表しており、ウェアラブルAIデバイスで両社の動きに差が出ています。
Apple製スマートグラスも発表遅延か

MetaはRay-Ban Metaによってスマートグラス市場で存在感を高めており、この分野で先行しています。
Appleも競合製品の開発を進めていると噂されていますが、当初は2026年中の発表が計画されていたものの、現時点では早くても2027年になるとみられています。
ウェアラブルAIでも動きに差
こうした中、小型のウェアラブルAIデバイスでも両社の動きに違いが出ていると、Bloombergのマーク・ガーマン記者が報告しています。
カメラ搭載のペンダント型AI端末
ガーマン記者が入手した情報によると、Appleが開発中のカメラ搭載ペンダント型AIデバイスは、現在開発が遅れているとのことです。
このデバイスはAirTagに似た薄型の円形デザインで、ネックレスのように首から下げるほか、クリップを使って衣服やバッグに取り付けることも想定されています。
カメラを搭載し、Siri AIを利用して周囲の状況を認識しながらユーザーを支援するデバイスになると予想されていました。
たまごっち風のMuse Charmを発表

AppleのウェアラブルAIデバイス開発が停滞する中、MetaはRay-Ban Metaに続くAIデバイスとして「Muse Charm」を発表しました。
Muse Charmは手のひらに収まるサイズで、約2インチのディスプレイを搭載しています。その外観について、ガーマン記者は1990年代の「たまごっち」に似ていると評しています。
Muse CharmではAIアシスタント「Muse」と音声でやり取りできるほか、5G通信にも対応し、スマートフォンを取り出さずに利用できるよう設計されています。
後発のAppleは完成度が重要に
AppleがウェアラブルAIデバイスを製品化する場合、すでに市場展開を進めるRay-Ban MetaやMuse Charmなどとの差別化が必要になります。
後発となるだけに、AI機能だけでなく、装着性や操作性、プライバシーへの配慮などを含め、Appleらしい完成度を実現できるかが注目されます。
Source: Bloomberg
Photo: Apple Hub/Facebook (1), (2), Meta

