
AirDrop互換がPixel 7/8にも拡大〜旧型へ展開開始

Googleが、Androidの共有機能「Quick Share」とAppleの「AirDrop」をつなぐ相互接続機能を、旧型のPixel 7シリーズとPixel 8シリーズにも拡大し始めたと、米メディアAndroid Authorityが報じました。
対象が広がれば、数世代前のPixelとiPhoneの間でも、写真や書類を直接やり取りできるようになります。ただし現時点では、通知が届いても機能が使えないという報告もあり、動作はまだ安定していないようです。
Pixel 7/8にもAirDrop互換が拡大
Android Authorityによると、最近になってPixel 7シリーズとPixel 8シリーズのユーザーが、AirDropとの相互接続機能が有効になったことを知らせる通知を受け取ったと報告しています。先行してPixel Tabletでも同機能の追加が確認されており、Googleが対応範囲を段階的に広げていることを示す動きです。
Googleは2025年秋、まずPixel 10シリーズ向けにAirDrop互換機能の提供を開始し、その後Pixel 8aシリーズなどへ対象を広げてきました。
iPhone Maniaは2026年6月にAirDropが使用可能なAndroidモデルの一覧をお伝えしましたが、当時Googleのスマートフォンで対象となっていたのはPixel 8a以降で、Pixel 8やPixel 7シリーズは含まれていませんでした。今回の報告は、その一覧がさらに旧モデルへ広がりつつあることを示しています。
通知は届くが使えない例も報告
一方で、今回の展開には不安定な面もあるようです。一部のユーザーは、機能追加の通知を受け取ったにもかかわらず、実際にはAirDropとのやり取りができないと訴えています。
Android Authorityは、旧機種での動作がまだ安定していないか、Googleが通知と機能本体を別々に配信している可能性があると指摘しています。手元のPixel 7/8に通知が届いた場合も、しばらくは使えないことがある点に注意が必要です。
iPhone側は受信設定の変更が必要
PixelからiPhoneへファイルを送るには、iPhone側でAirDropの受信範囲を「すべての人(10分間のみ)」に設定しておく必要があります。設定アプリの「一般」から「AirDrop」を開いて変更でき、10分が経過すると自動的に元の設定へ戻る仕組みです。
受信できる状態にしたうえで、Pixel側のQuick Shareの共有画面から相手のiPhoneを選べば、モバイル通信を使わずに写真や書類を直接送信できます。
日本での利用は配信を待つ形に
今回の機能はソフトウェア更新による段階的な配信とみられ、日本で販売されたPixel 7/8シリーズも対象になるとみられます。ただし配信の時期は端末ごとに異なるため、まずは手元のPixelに通知が届いているかを確認するのがよいでしょう。
Googleは近年、新機能をPixel 10シリーズへ先行提供し、その後に旧モデルへ広げる展開を繰り返しています。Google マップの省電力モードがPixel 10シリーズへ先行配信された際も、他モデルへの段階的な展開が見込まれると報じられていました。AirDrop互換機能も同じ流れで、対応機種は今後さらに増えていくとみられます。
iPhoneとAndroidの間のファイル共有は長年の不便の一つでしたが、旧型Pixelまで対象が広がれば、その垣根はさらに低くなります。Googleからの正式な案内と、動作の安定化を待ちたいところです。
Source: ITHome
