iPhone Foldに似たアスペクト比の折りたたみスマホを他社も発売か〜開発開始と噂

iPhone Fold_9

Galaxy Z Fold7などに代表される、折りたたみ時に縦に長く横幅が狭いデザインは、折りたたみiPhone(仮称:iPhone Fold)では採用されない可能性が高いと、流出したとされるCADデータから指摘されています。

iPhone Fold向けのUFG(Ultra Flexible Glass)の開発は現在も継続中とみられていますが、同様のアスペクト比を採用した折りたたみスマートフォンの開発を、競合他社が開始したとの噂も浮上しています。

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iPhone Foldのアスペクト比は既存モデルと大きく異なる

Ben Geskin氏は、iPhone FoldのCADデータをもとにモックアップを自作しており、それを見ると既存の折りたたみスマートフォンと比べて、高さが低く、横幅が広いデザインであることが分かります。

これは、従来の縦長設計とは明確に異なる方向性です。

iPhone Fold BG_2

16:9動画再生時の表示効率が向上

Ben Geskin氏は、既存の折りたたみスマートフォン(下記画像上段)、iPhone Fold(下記画像中段)、iPhone17 Pro Max(下記画像下段)で16:9の動画を再生した場合の比較画像も投稿しています。

iPhone Fold BG_1

その比較では、既存の折りたたみスマートフォンであるOPPO Find NシリーズやGalaxy Z Foldシリーズを展開した状態で再生する場合と比べ、iPhone Foldでは上下の黒縁が小さく、ディスプレイの表示領域をより有効に活用できていることが確認できます。

動画視聴を重視するユーザーにとっては、実用面でのメリットが大きい設計と言えるでしょう。

中国メーカーも類似アスペクト比の折りたたみ端末を検討か

iPhone Foldの最大の特長としては、ディスプレイ展開時に中央の折り目が目立たない構造が採用される点が挙げられています。

この点については、すでに技術的な目処が立ち量産試作に向けた開発が進められていると噂されています。

一方で、最も重要な要素となるUFGの最終仕様については、まだ確定していないと、著名リーカーのDigital Chat Station(数码闲聊站)氏が指摘しています。

同氏によれば、中国のスマートフォンメーカーも、同様のUFG技術やiPhone Foldに近いアスペクト比を持つ折りたたみスマートフォンの開発を検討しており、早ければ2026年中に製品化される可能性があるとのことです。

iPhone Fold BG_3

iPhone Foldの設計思想が他社にも影響を与え始めているとすれば、折りたたみスマートフォン市場全体のデザイン潮流が変化する転換点になるかもしれません。

Photo:数码闲聊站/Weibo, Ben Geskin/X (1), (2), iZac / MacRumors

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