【レビュー】iPhone17 ProにDeffのカメラレンズカバー2種を装着・比較！

Deff（ディーフ）から発売された、iPhone17シリーズ/iPhone Airの背面カメラを保護するカメラレンズカバー「CAMERA LENS COVER」と「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」の2製品を、iPhone17 Pro（シルバー）に実際に装着しての印象をレビューします。

iPhone17シリーズ/iPhone Airのカメラを守る、2つのカバー

iPhone17シリーズ/iPhone Air、特にiPhone17 Pro/17 Pro MaxとiPhone Airでは、背面カメラの突起部分が横方向に大きくなり、カメラ突起全体を保護できるケースは少数派です。

もし落下などでiPhone17シリーズ/iPhone Airのカメラを破損させてしまった場合の修理料金は以下のように、AppleCare+に加入していても高額です。修理完了までの期間、iPhoneのカメラが使えない期間が発生することを考えると、破損から保護することが重要でしょう。

	背面カメラ修理料金 （AppleCare+なし）	背面カメラ修理料金 （AppleCare+加入）
iPhone17	25,600円	12,900円
iPhone Air
iPhone17 Pro	40,800円	12,900円
iPhone17 Pro Max

Deffから発売されたカメラレンズカバーは、ブラックのアルミニウム合金に高級感がある「CAMERA LENS COVER」と、装着後がフラットになるのが魅力の「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」の2タイプがあり、好みと用途に合わせて選ぶことができます。

	「CAMERA LENS COVER」	「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」
対応モデル	iPhone17 iPhone Air iPhone17 Pro iPhone17 Pro Max	iPhone17 iPhone Air iPhone17 Pro iPhone17 Pro Max
材質	ガラス部：アルミノシリケートガラス（0.33mm） ハウジング部：アルミニウム合金(A6063)	ガラス部：アルミノシリケートガラス（0.33mm） ハウジング部：アクリル樹脂
カラー	ブラック	クリア
ディーフオンラインストア販売価格（税込）	1,479円	1,380円

「CAMERA LENS COVER」をiPhone17 Proに装着！

「CAMERA LENS COVER」をiPhone17 Proに装着します。

なお「CAMERA LENS COVER」は、iPhone17 Pro/iPhone17 Pro Max用のほか、iPhone17用、iPhone Air用が用意されています。

パッケージには、レンズカバー本体のほか、クリーニングクロスが同梱されています。

装着前に、カメラレンズ部分とその周辺の汚れやホコリを、クリーニングクロスを使って掃除します。

保護シートを剥がして、3つのレンズに合わせるようにカメラに重ねて押し付けるだけで装着できます。

装着後は、iPhone17 Proの3つのレンズが独立してカバーされます。黒いアルミニウム合金製のハウジングに高級感があります。

レンズカバー表面はケースのカメラリングとほぼ同じ高さに

Deffのアラミド繊維製ケース「DURO」を装着した状態です。スリムでスタイリッシュなケースと、ブラックアルミニウムの雰囲気が合っています。

カメラレンズカバーの表面と、ケースのカメラ保護フレーム部分がほぼ同じ高さになります。

同じくDeffのリング付きケース「DURO RINGMASTER」と合わせた状態です。こちらも、レンズカバーの表面とカメラ保護フレームがほぼ同じ高さになります。

「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」をiPhone17 Proに装着！

次に、「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」をiPhone17 Proに装着します。

なお「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」は、iPhone17 Pro用のほか、iPhone17 Pro Max用、iPhone17用、iPhone Air用が用意されています。

「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」は、透明なアクリル製プレートと、レンズ部分にガラスが組み合わされたハイブリッド構造です。

同梱品は「CAMERA LENS COVER」と同じです。

3つのカメラに合わせるように装着し、押し付けて固定します。

「CAMERA LENS COVER」装着後は、透明なアクリルプレートが、背面カメラの突起部分全体をカバーしています。

なお、カメラレンズ部分はきれいにカバーされましたが、カメラ周辺部分に、見る角度によっては少し気になるレベルでわずかな気泡が残ってしまいました。以下の写真は、気泡が目立ちやすい角度で撮影したものです。

気泡は装着後24時間以上放置しても消えませんでしたが、周辺部の浮き上がりなどはなく、粘着の強度に影響は感じられません。カメラカバー全体を覆う構造のため、装着時の作業環境（湿度など）や位置合わせの仕方、個体差などにより、微細な気泡が生じた可能性があります。

ケース装着でカメラ突起部分がフラットに！

Deffのアラミド繊維製ケース「DURO」を装着した状態です。カメラの突起部分に厚みが加わる分、着脱がややきつくなりますが、干渉することなく装着できます。

装着後は、カメラレンズカバーとケースのカメラ保護フレームがフラットになり、一体感があります。

同じくDeffのリング付きケース「DURO RINGMASTER」と合わせた状態です。こちらはケース側面が柔軟な素材なのですんなり着脱できます。装着後はカメラレンズカバーとケースがフラットになります。

装着後のカメラへの影響をチェック

「CAMERA LENS COVER」と「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」の装着によって、写真の画質に影響がないかをチェックしてみます。

iOS26の新機能「レンズクリーニングのヒント」の動作検証と同様に、キラキラした小瓶とフィギュア、目薬を撮影して比較します。

撮影は、室内でLED照明を当てた被写体を、三脚で固定したiPhone17 Proで、ポートレートモード（4倍）で撮影しています。

フラッシュなしで撮影

こちらが、装着前の状態です。

「CAMERA LENS COVER」装着後の状態です。

「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」装着後の状態です。

フラッシュ強制発光で撮影

フラッシュを強制発光させて比較してみます。

こちらが装着前にフラッシュ発光で撮影した画像です。

「CAMERA LENS COVER」装着後の状態です。

「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」装着後の状態です。

カメラの画質に体感できる影響なし

比較した範囲では、iPhoneのホワイトバランス自動調整により若干の色味の変化は生じたものの、カメラレンズカバーの装着によるピントのボケや、フレア、ゴーストの発生は確認できず、体感できるレベルでの画質への影響はみられませんでした。

なお、動画も撮影してみましたが、画質に変化は感じられませんでした。

まとめ：2タイプのレンズカバー、向いているのはこんな人

「CAMERA LENS COVER」と「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」の両製品を装着してみて、それぞれ、以下のようなユーザーに適していると感じました。

「CAMERA LENS COVER」が向いている方

• アルミニウム合金の高級感ある外観に魅力を感じる方
• カメラ突起部分へのアクセサリー装着を最小限に抑え、iPhone本体のデザインを楽しみたい方
• カメラ突起部分がオープンになるデザインのケースを利用する方

「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」が向いている方

• 背面カメラ部分をフラットにしたい方
• 背面カメラの突起部分全体を、金属部分も含めて保護したい方
• カメラレンズの隙間への汚れやホコリの付着を避けたい方
• カメラ突起部分がオープンになるデザインのケースを利用する方

「CAMERA LENS COVER」と「CLEAR HYBRID CAMERA LENS COVER」が気になる方は、詳細な製品情報をチェックしてみてください。

製品情報（Deff） (1), (2)