【レビュー】Deffのスタンド&リング&充電ケース、iPhone17 Proに装着

Deff(ディーフ)から発売された、iPhone17シリーズおよびiPhone Air向けの薄型リング付きケース「DURO RINGMASTER」と「ETANZE RINGMASTER」を、iPhone17 Pro(シルバー)に実際に装着しての印象をレビューします。
本記事には、メーカーからご提供いただいたレビュー用のサンプルを使用しています。
リング一体型、縦横スタンドに、MagSafeにも対応
Deff(本社:大阪、東京)の「DURO RINGMASTER」と「ETANZE RINGMASTER」は、背面に薄型のスチール製リングを内蔵しているのが特徴です。

リングは、指に引っ掛けるスマホリング(フィンガーリング)としても、iPhoneスタンドとしても利用でき、MagSafe充電にも対応します。
「DURO RINGMASTER」はPhone Air、iPhone17 Pro、iPhone17 Pro Max用が販売されています。ディーフダイレクトでの販売価格(税抜)は5,979円です。

「ETANZE RINGMASTER」は、iPhone17、iPhone Air、iPhone17 Pro用が販売されています。ディーフダイレクトでの販売価格(税抜)は3,979円です。

| DURO RINGMASTER | ETANZE RINGMASTER | |
|---|---|---|
| 対応機種 | Phone AiriPhone17 ProiPhone17 Pro Max | iPhone17iPhone AiriPhone17 Pro | 
| 素材 | 背面:半透明ポリカーボネート(PC)にアラミド繊維を貼付け側面:熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)リング:スチール | 背面:半透明ポリカーボネート(PC)側面:熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)リング:スチール | 
| カラー | マットブラック | マットブラック | 
| 重量 | Phone Air(約42グラム)iPhone17 Pro(約45グラム)iPhone17 Pro Max(約47グラム) | iPhone17(約47グラム)iPhone Air(約47グラム)iPhone17 Pro(約44グラム) | 
| 耐衝撃性 | MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠 | |
| ディーフダイレクト販売価格(税抜) | 5,979円 | 3,979円 | 
「DURO RINGMASTER」:アラミド繊維を配したリング付きケース
「DURO RINGMASTER」は、薄型軽量で人気の「DURO」シリーズのケースや、キックスタンド「Magsnap」と同様、背面にアラミド繊維(米デュポン製のケブラー600D)を配したデザインが特徴です。

背面のリングは、ケース表面から飛び出しておらず、切り込みを使って指で軽く起こすことができます。

ケースの内側、カメラコントロール部分の裏には、導電性を高める金属製パーツが配置されています。

iPhoneの着脱時には、カメラの突起がある側の角から着脱することが推奨されています。側面が柔軟な熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)素材なので、軽い力で装着できます。

背面カメラ部分の周囲は、硬質なフレームで囲まれており、カメラを下にして机に置いてもレンズが机に触れません。

Deffのガラスフィルム「ULTRA HARD GLASS」を装着した状態で、ケースの縁がガラスフィルムの表面よりもわずかに高くなっています。

ケースの側面はしっとりした手触りです。斜めの立体的なラインが配置されており、デザインに力強さを加えるアクセントになるとともに、滑りにくさの向上にも貢献しています。カメラコントロールはカバーされています。

ケース底面のUSB-Cポート部分は大きめに開いており、コネクタ部が大型のケーブルも余裕を持って使えます。

手に持つと、側面のTPU素材とラインの効果か、滑りにくく安定感があって持ちやすいです。

側面のボタン類の操作感は、適度なクリック感があり良好です。
カメラコントロールの操作性はケース越しでも損なわれておらず、カメラの起動、露出などのモード変更と調整、シャッターのいずれの操作もスムーズです。

「ETANZE RINGMASTER」:軽快感のあるリング付きケース
「ETANZE RINGMASTER」は、ケース背面に半透明のポリカーボネート(PC)素材を採用しており、軽やかな印象です。

背面のリングの構造は「DURO RINGMASTER」と同じで、軽く起こすことができます。

「ETANZE RINGMASTER」も、カメラコントロール部分の内側に金属製パーツがあります。

ケース側面が柔軟なので、iPhoneの装着はスムーズです。こちらもカメラ側の角から着脱することが推奨されています。

ケース側面はサラサラした手触りで、フラットなデザインです。

ケース底面のUSB-Cポート部分は大きめに開いており、アダプタ部分が大きいケーブルでも余裕を持って着脱できます。

背面カメラ周辺は、ケース背面のPC素材を折り返した構造で保護しています。背面カメラを下にしてiPhoneを机に置いても、レンズが机に触れることはありません。

Deffのガラスフィルム「ULTRA HARD GLASS」を装着した状態で、ケースの縁のほうが、ガラスフィルム表面よりもわずかに高くなっています。

「ETANZE RINGMASTER」も手にすると、側面の柔軟なTPU素材が手に馴染むので滑りにくいですが、比較すると「DURO RINGMASTER」のほうが、より滑りにくくて持ちやすいように感じました。

カメラコントロールの操作性は「DURO RINGMASTER」と同様に良好で、ケースで表面が保護されていても、使いやすさで妥協する必要がありません。

背面リングの使い勝手をチェック
「DURO RINGMASTER」と「ETANZE RINGMASTER」の両モデルとも、背面のリングを「スタンド」「スマホリング(フィンガーリング)」「充電用リング」として使うことができます。
スタンド:縦も横も角度調整自由自在
背面のリングを起こすと、スマホスタンドとして使うことができます。

リングをカチカチと回転させて、縦向きでも、横向きでも好きな角度でiPhoneを固定できます。

リングは120度まで大きく開くことができるので、iPhoneを寝かせた角度で固定することもできます。

スマホリング(フィンガーリング):iPhoneを安定して持てる
リングに指を通すと、立ってiPhoneを使う時などに安定感が向上し、iPhoneを落としにくくなります。好みの持ち方に応じて、角度を自由に変えられます。

MagSafe充電も可能!
一般的なスマホリングは、装着するとワイヤレス充電ができなくなってしまいますが、「RINGMASTER」のスチール製リングは、背面リングにMagSafe対応充電器を装着して、ワイヤレス充電が可能です。

MagSafe対応のモバイルバッテリーによるワイヤレス充電にも対応しており、装着するだけで充電できます。

2024年に発売されたiPhone16シリーズ用の「RINGMASTER」では、時々、リングの位置によってワイヤレス充電が止まってしまうことがあり、リングを少し回転させて充電を再開させることもありました。
しかし、今回iPhone17 Proで試した範囲では、ワイヤレス充電が中断してしまう事態には遭遇しませんでした。ワイヤレス充電の安定性が向上したように感じます。
MagSafeリングの磁力は強めで、MagSafe充電器のケーブルを持って軽く振った程度ではiPhoneは落下しませんでした。

まとめ:便利なリング付き高性能ケース、向いているのはこんな人
「DURO RINGMASTER」と「ETANZE RINGMASTER」はいずれも、軽量で強度の高いPC素材の背面と、柔軟で衝撃吸収性能に優れたTPU素材を組み合わせ、スクリーンも背面カメラもしっかり保護できる、総合的に基本性能の高いケースに、使い勝手に優れた金属製リングを組み合わせています。
両製品を使ってみて、それぞれの製品が合うのは以下のようなiPhoneユーザーだと思います。
- DURO RINGMASTER:
- アラミド繊維の高級感が好みの方
- MIL規格の耐衝撃性能に魅力を感じる方
 
- ETANZE RINGMASTER:
- 軽やかな半透明デザインに魅力を感じる方
- ケース越しにiPhoneのデザインを楽しみたい方
 
「DURO RINGMASTER」と「ETANZE RINGMASTER」が気になった方は、Deff公式サイトで製品情報をチェックしてみてください。


