iPhone17シリーズの第1次出荷国に韓国を追加見込み〜さらなるシェア増加を目指す

Appleは新型iPhone発表後に発売する日を、優先度に応じて国ごとに設定していますが、iPhone17シリーズでは韓国が第1次出荷国に選定されたと複数の韓国メディアが伝えています。
Appleが韓国を第1次出荷国に選定した理由として、iPhone16シリーズで増加したシェアをさらに拡大するためと推察されています。
9月12日に予約受付を開始し、19日に発売される見込み
今回の報道が正しければ、iPhone17シリーズは日本や米国と同時に韓国でも予約受付が開始、発売されることになります。
iPhone17シリーズはAppleが現地時間2025年9月9日(火)に開催するイベントで発表、12日(金)に予約受付が開始され、19日(金)に発売されるとみられています。
Appleの最優先国は米国で次が中国、それらに日本など続く
Appleはその市場の重要度に応じて出荷国を分類し、発売時期などをわけているようで、最優先されているのが米国で次が中国、それらに日本などが続いている模様です。
韓国の若いユーザー層でiPhoneのシェア拡大と報告
iPhone17シリーズの発売において韓国を第1次出荷国に加えたのは、iPhone16シリーズの出荷台数がAppleが想定したよりも多かったためで、iPhone17シリーズを早々に発売することで話題性を高めようとしていると考えられています。
韓国のスマートフォン市場ではGalaxyシリーズが圧倒的なシェアを獲得していますが、若いユーザー層を中心としたiPhoneの人気の高まりによって、AppleはiPhone17シリーズの発売により販売台数の大幅な増加が期待できると考え、今回の施策を実施することにしたようです。
早期発売効果は販売価格次第?
iPhone17シリーズが第1次出荷国として発売された場合の効果について、iPhone16シリーズに続き若いユーザー層を中心に人気を呼ぶだろうという見方がある一方で、噂通り販売価格がiPhone16シリーズよりも高くなった場合はAppleが期待するほどの販売台数には達しないのではないかと分析している韓国メディアもあります。
Samsung Displayとは密接な協力関係を築く
スマートフォンの販売ではライバル関係にあるAppleとSamsungですが、特にOLEDディスプレイの供給という面でAppleがSamsung Displayに依存している割合は高く、折りたたみiPhone向けOLEDディスプレイも最終的にGalaxy Z Fold7に搭載されたものとほぼ同じ仕様になったと噂されています。
Photo:Apple Hub/Facebook