全世界のiPhoneの5台に1台はインド製

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Appleはサプライチェーンの多様化を図るため、中国からの生産移管を進めてきましたが、すでにインド製iPhoneが全体の5分の1を占めることが明らかになりました。Appleは昨年からこの「インドシフト」に特に力を入れ始めましたが、生産能力が急速に伸びている様子が伺えます。

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iPhone全体の20%をインドで生産?

インドメディアThe Straits Timesが伝えたところによると、2024年3月末から2025年3月末までにインドで生産されるiPhoneは、総額220億ドル(約3兆1,493億円)相当に達したとのことです。これは前年比60%増であり、現在インドはiPhone全体の約20%を生産していることになります。

ただし、ソース元には多少あいまいな部分もあり、この220億ドルという数字がアシュウィニ・ヴァイシュナウ・インド鉄道・通信・電子IT大臣本人から直接語られたものか、あるいは代理人による発言なのかは明らかにされていません。

Appleの野望とも一致

今回「5台に1台がインド製」という数字は、2023年にThe Wall Street Journalが報じた「Appleは全世界のiPhoneの4台に1台をインド製にすることを目指している」という内容とも方向性が一致しています。

トランプ政権下で特に中国に対して厳しく課された関税の影響もあり、Appleのこうした戦略は今のところ着実に成果を上げていると言えるのではないでしょうか。

Source: The Straits Times via AppleInsider

Photo: Apple

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