iOS18インストールは待つべき？初期バグとAIのリリース情報

iOS18の正式版のリリースは9月17日となっていますが、リリース直後にiOS18をインストールしない方が良いかもしれない、という意見が聞かれています。その理由として、新しいバージョンのiOSがリリースされるたびに、初期段階ではバグや動作の不安定さが見られることが挙げられます。

iOS17はリリース時に複数の不具合が報告

昨年のiOS17の正式版リリース後、一部のiPhoneで電源が勝手に落ちる不具合や、Wi-Fiの接続が遅い、または途切れるといった問題が報告されました。これらのバグは、後にAppleがリリースしたiOS17.1やiOS17.2で修正されています。

近年の傾向として、正式版のOSがリリースされてもすぐにiOS17.0.1のような修正版が配布されることが多く、新バージョンのOSが安定するまでにはしばらく時間がかかるのが実情です。

そのため、iOS18の正式版にも何らかのバグが含まれている可能性があり、これらが修正された次のバージョンを待つべきだという意見も根強くあります。

iOS18ではApple Intelligenceはまだ利用できない

iOS18の注目機能であるApple Intelligenceは、iOS18.1から利用可能になるとされています。iOS18.1のリリースは10月と予想されているため、Apple Intelligenceの利用を希望するユーザーはアップデートを10月まで待つのも一案です。iOS18の初期アップデートは主に視覚的な変更にとどまるとされています。

結局はユーザー次第

正式版のOSをインストールしてデバイスが文鎮化したという報告はあまりないため、iOS18をリリース直後にインストールするかどうかはユーザー次第といえるでしょう。バグが発生しても、それをベータ開発プロセスの一環と楽観的に捉えることも可能です。OSのアップデートは、自分が今と思ったタイミングで行うのが良いというのが、著者の考えです。

Source: Wccftech

Photo: Apple