バフェット氏「1万ドルあげると言われてもiPhoneを一生諦める人はいない」

ウォーレン バフェット

Berkshire Hathaway バフェット
 
著名投資家のウォーレン・バフェットと、同氏が会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるBerkshire HathawayがAppleびいきであるのは有名です
 
そのバフェット氏が最近のインタビューにおいて、Apple愛の片鱗を覗かせる発言をしました。

クック氏の経営手腕を高く評価

現地時間2023年4月12日のCNBCのインタビューで、バフェット氏はティム・クック氏の、Apple CEOとしての手腕を高く評価しました。
 
バフェット氏はまた、Appleブランドに対するユーザーのロイヤリティがいかに高いか、そしてクック氏がCEOとしていかに優れているかを、次のように語りました。

 

あなたがAppleユーザーだとしよう。今持っているiPhoneを処分して、今後二度とiPhoneを買わないなら、1万ドルをあげると誰かにいわれても、受け取ったりしないだろう。しかし、1万ドルをあげるから、フォードの車を買うなと言われたら、1万ドルをもらってシボレーの車を買うだろう。
 
(iPhoneは)とんでもなく価値の高いユーティリティなのだ。だからといって子どもが間違った使い方をしないという意味ではなく、ティム・クックはそうしたこともよくわかっている。どんなものでも間違った使い方をされる場合がある。しかしティム・クックはそのことを気にかけている。
 
ティム・クックは最高レベルのCEOの一人で、ビジネスをよく理解している。基本的に製品はスティーブ・ジョブズが発明したものだが、ティム・クックの経営手腕はずば抜けている。

Apple株を売る計画はない

Berkshire HathawayがApple株を大量に保有している理由を尋ねられると、バフェット氏はAppleがユーザーにとっても投資家にとってもすばらしい企業であるからだ、と答えました。
 
そしてバフェット氏はインタビューにおいて、Apple株を売る計画はないことも示唆しています。

 
 
Source:Squawk Box(CNBC)/Twitter via 9to5Mac
Photo:Wallpapers.com
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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