盗難されたiPhone、1万キロ近く離れた中国まで移動〜GPS追跡で発覚

iphone 探す

iphone 探す
 
ロンドンで盗難に遭ったiPhone14 ProをGPSで追跡した結果、6,000マイル(約9,600キロメートル)も離れた中国まで輸送されていたことが判明しました。

iPhoneをGPSで追いかけていったら

イギリスのロンドンに住むケタン・アガルワルさんは、ある日道端でiPhone14 Proを引ったくられてしまいました。
 
しかしiOSの「探す」アプリを使えば、自分の端末がどこにあるか調べることが可能です。実際、この機能で盗まれたiPhoneの回収に成功した例は枚挙に暇(いとま)がありません。
 
アガルワルさんも早速アプリを起動し、自分のiPhoneがどこに向かうのかを見守ることにしました。ですが、まさか彼が住むロンドンから6,000マイルも離れた中国の深センまでスマートフォンが旅するとは思いも寄らなかったはずです。
 
iphone 探すロンドン 中国
 
SIMカードがアクティブ状態のまま深センまで送られたためですが、「中国まで追跡した結果、次に何が起きるのかは予想がついた」と彼は話します。

ブランド価値が高いゆえに狙われやすい

わざわざ中国まで送られたiPhoneは、端末内の部品をバラバラに取り外されるか、外観は正規品でも中身はオリジナルパーツが一切存在しない「フランケンシュタイン携帯」として市場に出回ると考えられます。
 
アガルワルさんは「こうしたブラックマーケットが未だに利益を上げており、Appleのような企業が止める手立てがないことにショックを受けている」と語りました。
 
しかし、強盗がApple Storeに押し入る事件が頻発することからも分かるように、Apple製品が盗難のターゲットになりやすいのはブランド価値が高いためで、こればかりはAppleもどうしようもないに違いありません。
 
 
Source:Metro
(kihachi)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

特集

目次