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SK hynixが、人工知能(AI)搭載CMOSイメージセンサーを開発していると、韓国メディアThe Elecが報じました。
SK hynixが開発しているのは、COMSイメージセンサーに、SRAMとマイクロプロセッサで構成されるAIアクセラレータを組み合わせたものです。
開発中のAI搭載CMOSイメージセンサーが完成した場合、写真撮影と同時に被写体に関連する情報が学習可能になるとThe Elecは説明しています。
また、このイメージセンサーをフロントカメラに搭載した場合、ユーザーの顔認識機構としても使用できる見込みです。
AI搭載CMOSイメージセンサーのみで顔認識できるようになれば、部品点数が減ることにより消費電力低減に効果がある他、素早い認識(処理時間の短縮)が実現される見通しです。
Strategy Analyticsの調査では、2023年上半期(1月〜6月)のCMOSイメージセンサー市場シェアは、ソニーが44%、Samsungが30%、Omivisionが9%で、SK hynixを含めた残り3社で17%でした。
そうした状況を踏まえ、SK hynixはCMOSイメージセンサーの解像度以外の特長での拡販を模索しています。
Source:The Elec
(FT729)
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