Macに接続可能な80年代製セイコー「Wrist Mac」が海外オークションに

WristMac_2

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1988年に発売されたセイコー製のスマートウォッチ「WristMac」が、オリジナルのパッケージに入った状態で海外オークションに出品されました。

スペースシャトル搭乗員も使用していた「WristMac」

WristMac」は、AppleTalkを使ってMacに接続可能なセイコー製の腕時計でした。
 
この腕時計は1988年に発売され、スペースシャトル「アトランティス」の搭乗員も装着していました。
 
1991年にNew York Timesが報じたように、「アトランティス」にはメール送信用のMacintosh Portableが搭載されていたことは知られていても、宇宙飛行士たちがそれぞれWristMacを身につけていていたことはあまり知られていません。
 
当時、宇宙飛行士が地球上や宇宙の特定の場所を写真に収める時には、WristMacがアラームを鳴らして通知していたようです。
 
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落札予想価格は28万円以上

このWristMacの未使用・未開封品が、ComicConnectのオークションに出品されました。オークション期間は、現地時間2021年11月22日から12月18日までです。
 
ComicConnectの最高経営責任者兼共同設立者であるステファン・フィシュラー氏は、「ウェアラブルコンピューティングの初期の例として、信じられないような発見です。WristMacは30年以上前に登場して以来めったに見ることができず、おそらく他のものが出てくるのは何年も先になるでしょう」と述べています。
 
AppleInsiderは、本製品の落札価格は25,000ドル(約28万2,500円)から50,000ドル(約56万5,000円)になると予想しています。
 
 
Source:ComicConnect, New York Times via AppleInsider
(FT729)

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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