2021H1のアメリカスマホ市場でOnePlusが前年同期比428%もの成長を遂げる

スマートフォンを持つ画像

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2021年上半期(1月~6月)のアメリカスマートフォン市場は、半導体不足にもかかわらず、前年同期比で27%の販売台数増加となりました。LGがスマートフォン事業から撤退したことにより各メーカーがシェアを伸ばし、特にOnePlusは前年同期比428%もの成長を遂げています。

前年同期比428%の成長を遂げたOnePlus

調査会社のCounterpointによると、2021年上半期のアメリカスマートフォン市場は、販売台数が前年同期比で27%増加しました。
 
世界的な半導体不足によりスマートフォンの在庫状況はひっ迫しているものの、スマートフォンメーカーはアメリカ市場を優先しているようで、そのために高い成長率となったとのことです。
 
メーカー別の成長率では、OnePlus前年同期比428%と圧倒的な成長率を見せています。
 
2021年上半期アメリカスマホ市場の、メーカー別成長率
 
また、MotorolaやNokia HMDも高い成長率を記録しており、これらのメーカーはLGがスマートフォン事業から撤退した恩恵を受けたといえます。

プレミアムセグメントではAppleとSamsungが強い

価格が比較的高いプレミアムセグメントでは、AppleとSamsungがトップセラーでした。
 
Appleは前年同期比53%、Samsungは前年同期比17%の成長率となっています。
 
半導体不足のなか、SamsungはミドルレンジのAシリーズよりも、プレミアムデバイスに供給の重点を置いています。
 
Counterpointは、もし在庫が潤沢であったならSamsungはより販売台数を伸ばせたのではないかとしています。

 
 
Source: Counterpoint
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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