民泊ブッキングサービスAirbnbは、パンデミック禍において、15の米都市で5万件に上るパーティー予約をブロックしていたことが明らかになりました。

特定の条件を満たすと自動で予約をブロック

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、Airbnbはプラットフォームをあげてパーティーの全面禁止を掲げてきました。パーティーハウスとみられる物件の掲載も、2019年から不許可としています。
 
The Denver Postによれば、Airbnbは昨年7月から、25歳以下で良い評価をまったく得ていない若者については、自分の居住区域の近くで一戸建ての物件を借りることはできないルールを適用しているとのことです。それでも、パーティーにはあまり向かないと思われる遠く離れた都市での物件の予約や、地元でもより小さな物件であれば予約することは可能だったようです。
 
Airbnbは現在、同様のルールを米国、イギリス、フランス、スペインでも適用しています。

パーティー防止策に一定の効果

Airbnbによれば、ハローウィーンやニューイヤーイブでも予約状況は混雑していなかったとのことで、同社は適用したルールがパーティーの防止につながったとみています。
 
世界中でワクチン接種が進んでいますが、それでもAirbnbはルールの緩和は検討していないようで、パーティー禁止を2021年の夏の終わりまで継続する意向を示しています。
 
 
Source:The Verge, The Denver Post, Airbnb
(lexi)