AirTag、初のアップデートでプライバシー強化。Android向けアプリも公開

Apple AirTag

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Appleは、紛失防止タグAirTagのプライバシー保護機能を強化するファームウェアアップデートを配信しました。Android向けアプリの公開も予告しています。iPhone向けのファームウェアアップデートは自動で実行されます。

近くにあるAirTagの通知までの時間を短縮

現地時間6月2日、AppleはAirTagのプライバシー保護を強化するため、ペアリングされたiPhoneの持ち主以外と一緒に移動していることを検知した場合にアラームを鳴らすまでの時間を、従来の3日間から短縮し、8時間〜24時間にするためにファームウェアのアップデートを配信すると予告しました。
 
また、Androidスマートフォン向けに、自分以外のAirTagが一緒に移動している場合にメッセージを受信できるアプリを年内に配信する計画とのことです。
 
従来、Androidスマートフォンでは、NFC機能を使ってAirTagの所有者に連絡を取ることは可能でしたが、近くにあるAirTagを検出・通知する仕組みはありませんでした。
 
AirTagは、簡単に持ち物の位置を検出できる一方で、ストーキングなどに悪用される危険性も指摘されていました。

バージョンは「探す」アプリで確認可能

AppleはAirTag向けに、初となるファームウェアアップデートの配信を開始しています。
 
従来のファームウェアバージョン「1.0.225」から、アップデートにより「1.0.276」にバージョンアップされます。
 
ファームウェアのアップデートはユーザーが操作することはできず、ペアリングされたiPhoneとAirTagが通信圏内にある場合、自動で実行されます。
 
AirTagのファームウェアバージョンは、「探す」アプリでAirTagの名前部分をタップすると確認できます。
 
AirTag ファームウェアバージョン
 
 
Source:CNET, 9to5Mac
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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