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ソフトバンクは9月14日、傘下の英半導体設計ARMを400億ドル(約4兆2,500億円)でNVIDIAに売却することで合意したと発表しました。
ソフトバンクとNVIDIAは、NVIDIAがソフトバンクグループおよびソフトバンク・ビジョン・ファンドから、ARMを400億ドルで買収することで合意したことを明らかにしました。買収はNVIDIAの株式215億ドル相当と120億ドルのキャッシュと引き換える形で行われる見通し。
NVIDIAはARM買収後も同社の本社を英国内(ケンブリッジ)に維持し、同本社に隣接する、人工知能(AI)開発を進めるための施設を新設するとしています。
ソフトバンクは今年7月の時点で、ARMの完全または部分的な売却を検討していると報じられていました。
ソフトバンクは2016年に英国を拠点とするARMを約320億ドルで買収、上場を廃止して完全小会社化していました。
元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。