Twitter、世論誘導に関与した中国・トルコ・ロシアのアカウント約3万件を削除

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Twitterは現地時間6月12日、世論誘導に関与していた中国・トルコ・ロシアのアカウント32,242件を削除したと発表しました。削除されたアカウントのうち、7割強は中国関連のアカウントでした。

特定政党に有利となる情報などを発信

Twitterは、同社の「プラットフォームの操作に関するポリシー」に違反していたとして、世論誘導を行った中国関連のアカウント23,750件、トルコ関連のアカウント7,340件、ロシア関連のアカウント1,152件を削除しました。
 
今回削除されたアカウントの中で、全体の7割強に上ったのが中国関連のアカウントです。
 
中国関連のアカウントは、中国共産党に有利となるような情報を中国語で広めていたほか、香港の政治力学に関して人を欺くような情報発信をしていました。また、これらの不正アカウントとは別に、投稿内容を拡散する目的で作られたアカウントも約15万件見つかっています。
 
トルコ関連のアカウントは、公正発展党が有利となるような情報を流し、エルドアン大統領への強い支持を示していました。また、このほかにも仮想通貨関連のスパムとしても使われていたとのことです。
 
ロシア関連のアカウントは、統一ロシア党の宣伝と反体制派への攻撃を行っていました。
 
Twitterは2018年10月より、情報の透明性を高めるため、国家ぐるみの情報操作目的とみられるツイートとメディアのアーカイブを公表しており、今回削除されたアカウントのアーカイブも公表するとしています。
 
 
Source:Twitter via 日本経済新聞,CNET JAPAN
Photo:Unsplash-Sara Kurfeß
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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