iPhone SE(第2世代)の予約好調でAppleの増産期待高まる

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先日新たに発表されたiPhone SE(第2世代)の予約台数が当初の予想よりも好調なことを受け、Appleによる増産期待が高まっています。

国内外で売れ行き好調

4月17日にAppleiPhone SE(第2世代)を発表、同日より予約受付を開始しました(公式発売日は24日、日本国内はキャリアでの発売のみ5月11日に延期)。
 
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響がありながら、日本では予約開始からすぐに発売日到着分(初回出荷分)が全モデルで完売しましたが、海外でも同様に好調な滑り出しを見せています。
 
台湾メディア経済日報によると、中国本土や台湾では1人2台までの購入制限がかけられているほか、現地キャリアも想定より予約件数が多いことに安堵しているようです。こうした状況を踏まえ、一部のアナリストは、iPhone SE(第2世代)について、第2四半期(4月〜6月)は900万台、2020年を通して2,000万〜3,000万台の出荷台数になるだろうと見積もり、Appleがサプライチェーンに追加発注をかける可能性を指摘しています。
 
とくに指紋認証センサーモジュールを担当するGISや、液晶ディスプレイ(LCD)のタッチパネルを担うTPKなどは、iPhone SE(第2世代)の売れ行きが業績に影響すると考えられます。

コストパフォーマンスが特長

日本のApple公式サイトでは「手にしたくなるものを、手にしやすく」、中国では「称心称手, 超值入手(心も気に入り手も気に入る、お得に入手)」、米国で「Lots to love. Less to spend.(もっとも愛されるデザインが、お手軽に)」と、iPhone SE(第2世代)の発表にあたり、Appleはキャッチコピーでコストパフォーマンスの良さを前面に押し出しています。
 
事実、有機EL(OLED)ディスプレイやFace ID(顔認証)採用のiPhone11シリーズと異なり、iPhone SE(第2世代)は液晶ディスプレイ(LCD)にTouch ID(指紋認証)と、iPhone8シリーズに搭載されていたような一昔前の機能が採用されているぶん(ただしチップはiPhone11シリーズと同様のA13)、価格は44,800円〜と、廉価版のiPhone11よりさらに安い位置づけとなっています。
 
 
Source:経済日報
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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