Apple独自製作映画「The Banker」、Apple TV+での配信は3月

the banker apple TV+

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Appleの独自製作映画「The Banker」の配信について、映画館での公開が3月6日、Apple TV+での配信が3月20日となることが分かりました。

トラブルで公開時期が後ズレ

映画「The Banker」は、人種差別が吹き荒れる時代に、黒人ながら裏稼業でのし上がった実在の大物を描いた作品です。売れ筋の俳優であるサミュエル・ジャクソンとアンソニー・マッキーが主演を務めるとあって、Apple TV+シリーズの中でも発表当時から注目を集めている作品の一つです。
 

 
当初は劇場公開が12月、Apple TV+での配信が1月に予定されていたものの、11月末にプレミア上映が見送られたことに伴い、公開も3月へと後ズレすることになったようです。
 
劇場公開の直前になってプレミア上映を見送った理由をAppleは明らかにしていませんが、モデルとなった人物の親族同士でトラブルがあり、スキャンダルを重く見た同社が中止を決断したのではないか、との見方が出ていました。

なぜ映画館が優先される?

Apple TV+向けの作品なのにもかかわらず、映画館で先行公開される作品は「The Banker」のみではありません。
 
「ハラ」「ゾウの女王:偉大な母の物語」といった作品(どちらも既にApple TV+で配信されている)も、劇場公開が先になりました。またソフィア・コッポラ監督でビル・マーレイ主演の映画「On the Rocks」(2020年中頃に公開予定)も、映画館で先に公開してからApple TV+で配信する方針を採るようです。
 
Appleが映画館での上映を優先する理由については、賞レースで有利に立ち回ったり、派手な封切りで耳目を集めてブランドを確立させたりすることを狙っているのではないか、といった指摘がなされています。
 
 
Source:AppleInsider,COLLIDER
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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