AirPods Pro、米消費者組織の評価でSamsung Galaxy Budsに敗北

Appleの完全ワイヤレスイヤホンAirPods Proは、非営利の米消費者組織Consumer Reportsが発行する月刊誌Consumer Reportsから音質や「外部音取り込みモード」を高く評価されたものの、総合点ではSamsung Galaxy Budsに敗れたことがわかりました。
AirPods Proの音質は大きく改善
Consumer Reportsは、「AirPods Proの音質は本当に良い。多くのBluetoothヘッドホンと同じく、AirPods Proはハイファイ愛好家には不向きかもしれない。しかしながら、AirPodsで好まれていた機能と、改良された音質が合わさることで、完全ワイヤレスイヤホン市場で有力な候補となっている」とコメントしています。
加えて、Consumer ReportsはAirPods Proの「外部音取り込みモード」を称賛しています。
ノイズキャンセリング機能がオフになっていても、イヤーチップを装着するとすでに若干耳が詰まっているような感覚が得られる。しかし、AirPods Proには「外部音取り込みモード」が使用でき、内蔵マイクを通して周りの状況に常に気を配ることができる。Appleがこの機能を発明したわけではないが、AirPods Proはとりわけ良く機能している。
総合点ではSamsung Galaxy Budsに敗北
AirPods ProはConsumer Reportsの評価で総合点75ポイントを獲得しました。この数字は、ライバル機Samsung Galaxy Budsの86ポイントよりも劣っています。
いったいGalaxy Budsの何がAirPods Proよりも勝っているというのでしょうか?Consumer Reportsによると、AirPods Proの音質はAirPodsと比べて大きく改善されたものの、Galaxy Budsには及ばないとのことです。
また、Galaxy Budsの販売価格は130ドル(約1万4,000円)と、AirPods Proの27,800円(税別)の約半額となっており、コストパフォーマンスの良さも評価されたようです。
Source:Consumer Reports via 9to5Mac
(lexi)