App Storeの定額制サービスの登録にもう一段階承認プロセスが追加


 
App Storeサブスクリプション(定額制サービスの登録)を行うとき、もう一段階新たな承認プロセスが追加されていることが明らかになりました。間違って有料サービスに登録してしまうのを防ぐ効果があるとみられています。

詐欺的なサブスクリプションを減らすための確かな一歩

App Storeサブスクリプションの認証プロセスの変化に最初に気づいたのは、アプリ企業の創業者のデイビット・バーナード氏です。
 
「Appleがサブスクリプションの承認ステップを追加している。Touch IDやFace IDで承認を行った後、新しいアラートが出てくる。これがiOS13でもっとエレガントに実装されることを願うが、それでもAppleが詐欺的なサブスクリプションを減らすための確かな一歩を踏み出してくれてうれしい。」
 


 
新たに追加された承認プロセスは以下の通りとなっています。
 

サブスクリプションを承認する
 
サブスクリプションは、登録期間が終わる最低1日前に設定からキャンセルされない限り継続されます。

自分たちの定めた規約に違反しているとの批判も

Appleは、新たに開始したニュース配信サービスApple News+の無料トライアルの案内画面にキャンセル方法をを記載しておらず、自らの定めたアプリのガイドラインに反している可能性が3月末に指摘されました。
 
求められないサブスクリプションを防ぐため、今年の最初に定額制サービスの登録に関する資料が改訂され、アプリ開発者はサブスクリプションの値段とその他の詳細をはっきりと記載しなければならなくなりました。
 
 
Source:9to5Mac
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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