Foxconnの収益が30%増〜iPhone XSの売上は予想よりも好調か

10月26日発売の廉価モデルiPhone XRは新型iPhoneの売上の半分以上を占めるともいわれていますが、iPhoneの組み立てを担う台湾Foxconnの2018年9月の収益が30%増となっていたことが明らかになり、すでに販売されているiPhone XSシリーズの売上が予想以上に好調である可能性が浮上しました。
Foxconnは過去2番目に高い収益を記録
Apple製品関連の予測で知られるミンチー・クオ氏がiPhone XRの中国市場でのヒットの可能性を指摘したり、先月調査会社が新型iPhoneの年内出荷台数のうち半数以上をiPhone XRが占めると予測するなど、10月発売のLCD搭載のiPhone XRに大きな期待が集まっていますが、iPhone XSシリーズの売上も決して劣っていないようです。
Reutersは、台湾Foxconnの9月の収益が30%増であったと報じています。FoxconnはiPhoneの組み立ての大方を担っていることから、同社のパフォーマンスはiPhone売上の指標として役立ちます。
Foxconnの9月の収益は30%増となる5,849億3,000万台湾ドル(約2兆1,112億円)に達した模様で、同社にとって史上2番目の収益となり、2018年第3四半期(7-9月)の業績は史上最高規模となるといわれています。
このことから、iPhone XSシリーズの売上は予想よりも好調である可能性がある、とReutersは結論づけています。
Appleの業績発表は11月
Appleの2018年第4四半期(7-9月)の業績発表は11月1日に行われます。
Appleの収益は600億〜620億ドル(約6兆7,378億円〜6兆9,624億円)になると予想されています。
Source:Reuters via BGR
(lexi)