Apple、AR関連の人材募集を強化 マップアプリの再構築を目指す?

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Appleが8月後半からAR関連の人材募集を活発化させていることがわかっています。一連の求人要項ではマップアプリに関連する技術・知識が求められており、AppleがARマップアプリを結びつけようとしている可能性が浮上しています。

AR関連の求人増加

Appleによる求人情報を詳細に調べている「Thinknum」によると、8月後半からAR関連の求人が増えています。募集されているのは「ARアプリケーションエンジニア」「シニアARアプリケーションエンジニア」「テクニカルアーティスト、ARアプリケーション」「ARアプリケーションの上級FXアーティスト」「UIアーティスト、ARアプリケーション」といった人材です。
 
AR 求人
 
これ以外にも、求人タイトルは一般的な技術者募集であるものの、AR関連の技術とマップアプリに関する知識・技術を併せ持つ人材を募集しているものが6月以降に掲載されるようになっています。これら一連の求人活動は、AppleによるマップアプリのAR化を示唆しており、マップアプリの再構築が近い将来行われるのではないかとの憶測を呼んでいます。

道路撮影と関連?

Appleはアメリカやヨーロッパ諸国で、数年前から自動車に搭載したカメラで街の風景を継続的に撮影しています。Googleのストリートビューのようなサービスを提供するとも言われていますが、実際にはマップアプリのAR化を目指して撮影が続けられているのかもしれません。日本でも撮影が始まっており、その車の目撃情報もTwitterに上げられています。
 


 
撮影車に搭載されたカメラの構成から、画像情報を集めるだけでなく距離の測定も行なっていると考えられています。この車両によって集められた情報はマップアプリのAR化に大いに貢献するはずです。現時点で撮影車が取得した情報はごく一部の改善に使われているだけですが、今後数年でマップアプリを飛躍させるのに必要な情報を集めている可能性が高そうです。
 
 
Source:Thinknum
(KAZ)

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