Apple Watchが2018年第2四半期もシェア1位、一番人気はSeries 1

watchOS 5 プレビュー Apple

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2015年4月にリリースされて以来、Apple Watchは一貫してスマートウォッチ市場で圧倒的な存在感を示してきました。2018年第2四半期(4〜6月)において、市場全体でApple Watchは41%のシェアを占めたことが、調査企業Counterpointのリサーチによって判明しました。また、Apple Watch Series 1が最も売れたモデルであることも分かりました。

Appleが40%超のシェア

Counterpointが公開したグラフを確認すると、Fitbitが他メーカーのシェアを吸収するようにして、2017年第2四半期の8%から今期は21%と飛躍的なシェア拡大を遂げていることが分かります。
 
counterpoint apple watch 2018Q2
 
ただし、依然としてApple Watchの1強状態が続いている状況に変わりはありません。スマートウォッチ市場におけるAppleのシェアは、2018年第2四半期のシェアは前年同期比で7ポイント減の41%となりました。2018年現在、市場はAppleとFitbitの2社に収斂しているといっても良さそうです。

Series 1が断然人気

商品別のシェアを見ると、Apple WatchとFitbitが上位5つのうち4つを占めています。
 
counterpoint apple watch 2018Q2
 
興味深いのは、1位の座に輝いたのが、Apple Watch Series 1という点でしょう。Series 1はSeries 2が2016年に登場するにあたって、初代Apple WatchのCPUをデュアルコアチップ(S1P)にアップグレードしたモデルです。
 
2018年第2四半期の時点では、最新モデルであるApple Watch Series 3(36,800円〜)に比べ、Series 1(27,800円〜)が安価で購入できることを考えても、iPhoneユーザーがSeries 1を選ぶというのは驚きです。Counterpointによれば、世界におけるApple Watch全体の売り上げのうち、90%以上をSeries 1が占めているそうです。

Series 4登場でどうなる?

もっともこの状況にも、Apple Watch Series 4の登場によって変化が訪れるかもしれません。
 
Appleが開催する9月12日の新作発表会で、iPhone XSとともにSeries 4は登場すると言われています。先日流出した公式画像からも確認できますが、ベゼルレスデザインが採用されたことで、大きさはほぼそのままに、ディスプレイ領域が従来より15%大きくなっているとされています。
 
 
Source:Counterpoint via AppleInsider
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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