【Tips】Google検索にスピードテスト(通信速度計測)機能

Google 検索 スピードテスト

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iPhoneでネットサーフィン中やアプリで遊んでいるときなどに、通信速度が遅い気がする…と思うことはないでしょうか。もしかして通信制限を受けているのか、自分の通信速度はどの程度でているのか――そんなときに簡単に計測できるサービスが登場しました。
 
特別なアプリなどをインストールする必要はありません。Google検索ページで、「スピードテスト」と入力するだけで利用できます。

Google検索でスピードテストする手順

デフォルトの検索エンジンをGoogleに設定している場合は、Safariの検索欄に「スピードテスト」と入力し、検索します。またはGoogleのWebサイトにアクセスし、検索欄で「スピードテスト」と入力しましょう。
 

Google 検索 スピードテスト Google 検索 スピードテスト

 
検索結果のなかに、「インターネット速度テスト」の欄が表示されます。この機能では40MB未満のデータ(通常時)を転送し、30秒以内の速度計測でダウンロード速度、アップロード速度がわかります。「速度テストを実行」を押すとすぐに計測が始まります。
 

Google 検索 スピードテスト

 
スピードテストはダウンロード速度計測、アップロード速度計測の順で実施されます。
 

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計測が完了したら、結果が表示されます。「再テスト」を押すと再度計測できます。短時間のあいだに再テストした場合、異なる結果が表示されることがあります(下記スピードテストの仕組み参照)。
 

Google 検索 スピードテスト Google 検索 スピードテスト

 
再テストボタンの下の「フィードバック」を押すと、このスピードテストに対する意見や要望を送ることもできます。
 

Google 検索 スピードテスト

 
iPhoneなどのスマートフォンだけでなく、パソコンからも利用できます。
 

Google 検索 スピードテスト

 

GoogleとM-Labが提携して実施している

GoogleとMeasurement Lab(M-Lab)が提携して行っているこのスピードテスト機能について、テストの仕組みや結果、GoogleとM-Labの提携についての詳細情報が公開されています。
 

スピードテストの仕組み

 
計測時間は30秒程度で、この間に現在のネット接続でやりとりできるデータ量をはかることで、通信速度を算定しています。テストに使用するデータ量は、現在の接続の速さ、またテストを実行している場所に応じて異なる仕組みで、例えばアメリカ国内の場合は9.4MBのデータ量ですが、アメリカ以外では約4.4MBとしています。
 
Google検索のスピードテスト機能は、最大700Mbpsまでの速度を計測できます。700Mbps以上の速度の場合、同機能での測定結果は実際の速度よりも低い結果になる可能性があります。
 
なおテスト結果は、短期間に変わることもありますし、他社スピードテストサイトでの結果と異なる場合もあります。この原因として、ネットワーク状態の変化、テスト用のサーバーがある場所が違う、テスト方法が違うなどが考えられます。
 

スピードテスト結果の項目

 
ダウンロード速度は、ブラウザで表示するWebサイトの情報を取り込む速度です。速度が早いほどすぐにページが読み込まれるため、待ち時間が短くなります。
 
アップロード速度は、自分の端末からウェブ上へファイルを送る速度です。TwitterやInstagramなどのSNSに画像や文章を投稿するときなど、アップロード速度が早いほど送信時間が短くなります。
 
レイテンシ(遅延)とは、サーバーからの応答を受信する速さを表します。数字が小さいほど応答の待ち時間が少ない、という意味になります。
 

スピードテストで取得するデータ

 
Google検索のスピードテストを実行すると、ユーザーの情報として、「ユーザーのIPアドレス」のみがM-Labと共有されます。テストの実施のためで、IPアドレスを含むテスト結果を、全世界のインターネットパフォーマンスに関する収集データに追加すると案内しています。
 
 
Source:Google
(asm)

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この記事を書いた人

前職は新聞社の校閲記者。経験を活かし2013年からライター、2016年から編集記者として活動中。iPhone歴は3GS→5s→6s Plus→X→11 Pro Max→12 Pro→14 Pro。

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