警視庁、ウイルス付メールが拡散していると注意を呼びかけ

警視庁サイバーセキュリティ対策本部は7月19日、新たなウイルス付メールが出回っているとして、公式Twitterアカウントを通して注意喚起を行っています。
該当メールにはウイルス付のエクセルファイルが添付されており、ファイルを開くことでインターネットバンキングマルウェアに感染します。感染すると金融機関の関連情報が抜き取られ、インターネットバンキングから不正送金される恐れがあるので、注意してください。
添付ファイルを開かせるような件名
【サイバー犯罪対策課】ウイルス付メールが拡散中!件名は「口座振替払い」「7.2017」「Fwd:」。本文は添付ファイルを開くよう誘導する内容となっていますが、添付されているエクセルファイルはウイルスです。ご注意ください!
— 警視庁サイバーセキュリティ対策本部 (@MPD_cybersec) 2017年7月20日
7月19日に確認されたウイルス付メールは、件名に「重要書類」「口座振替払い」「7.2017」「Fwd:」などが記載されており、エクセルファイルが添付されています。
本文は、添付ファイルを開くように誘導する内容となっていますが、添付ファイルは文書を装ったマルウェアのため、絶対に開かないようにしてください。
以下は、7月19日に送信された該当ウイルスメールの一例です。
その他のウイルスメールの内容は、JC3日本サイバー犯罪対策センター公式HPから確認することができます。
また同センターは、インターネットバンキングマルウェア(DreamBot・Gozi)に感染していないかを確認できる「DreamBot・Gozi感染チェックサイト」も試験運用中なので、気になる方は確認してみてください。
Source:警視庁サイバーセキュリティ対策本部公式Twitterアカウント
Photo:photo AC-はむぱんさん,日本サイバー犯罪対策センター
(kotobaya)